大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
いろいろな雑用に追われ、環境の変化に戸惑いつつあっという間に別居から一年が経とうとしています。
あれだけ嫌っていたこの空間でくつろぐ私がいます。
片付けに始まり、新しく始まった生活に馴染もうとしながらも幻想に悩まされていたのに
あっけなく義母のいない空間に慣れきっています。
買い物へ出掛けたら人が多くて、今日が平日でないことに気がつきました。
基本は平日休みなのです。
ケーキ屋さんでフルーツタルトを買って帰りました。
同居の息苦しさから過食に走った時、自分のために買ったものを車の中に隠し夜になってからコソコソと部屋に持ち込んだ日々...
ケーキどころかお米も買えなかった赤貧の日々...
遠い昔のことのように感じます。
絶対にこの恨みは忘れない!と思っていたのに、なんだかゆるゆるとした時間が流れています。

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先日の台風で私たちの地域も大きな被害が出ました。
幸いうちは大丈夫でしたが、会社や近隣は水が出て大変な状況になりました。
日頃の生活圏より少し遠いところの野菜の販売所まで出掛けました。
道中、ところどころ通行止めがあり、土砂災害の爪痕が生々しく残っていました。
それだけでなく、あちこちに車が取り残されていました。
水で流されたのか側溝に半分落ちている車や土手に乗り上げたままの車。
商店が並ぶ通りに出ると泥の処理に追われている人たちがたくさんいらっしゃいました。
ニュースで見覚えのある被災の光景が目の前に広がっていました。
胸が痛くなりました。
コロナで疲弊しているところにこの災害です。
自分が安穏として過ごすことに罪悪感さえ感じます。
あんなに人を羨んで自分の苦労を呪った私ですが、今こうして生活できることに感謝しないといけないと思っています。
自分のことしか考えられずに文句と愚痴ばかりで恥ずかしい限りです。

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