大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
私の結婚生活は、当初は別居のはずが同居にすり替わってのスタートでした。
知らぬ間に義母にコントロールされてしまっていたんですね。
同居がどんな影響を及ぼすか深く考えもせず、波に乗ってしまった考えなしの私は荒波に飲み込まれたのは今更の話です。
結婚生活の始まりは今の家ではありませんでした。
同じ市内の一軒家です。
マザオが小さい頃に建ったその家を私の嫁入りを機に改装しました。
もしかしたら改装してきれいにしたかった義母の戦略にまんまとはめられたのかもしれません。
今の家を建てて引っ越すまでの数年間、ずっとずっと五百万かかったと言われ続けました。
私が頼んだわけでもないのに。
五百万円もあったのですね。
もちろんローンだったとは思いますが、当時は商売もうまくいっていたようですし、私もまさかこんなに貧乏なうちだとは思っていませんでした。
周囲から玉の輿などと言われたりもしたのです。今なら、内情を暴露してやりたいくらいです。
もしも、結婚生活が別居だったら。
この辺りの家賃相場を考えると、新しい今の家を建てるまでの数年間分の総額家賃はどう見積もっても五百万円に達しません。
三十年前はもっともっと田舎で、今は当たり前に通ってる道路も何本もなかった時代です。
新婚夫婦が住むアパートなら月額賃料は五万、六万円ほどで十分だったと思います。
夫マザオは自営業の後を継いだ長男ですから、給料の出処は一緒です。
家賃と別居することによる上積みのお給料をケチって同居にしたのかもしれない...。
当時、改装によって前の古い家の風呂場、台所、トイレがピカピカに生まれ変わりました。
たった数年で引っ越すことになった以前の家の改装費五百万円!
今更ですが、大金です。
今は息子が結婚するかもしれない、
築年数が経って老築化している風呂場、トイレ、それに台所、何もかもリフォームしたい!
でもお金がありません。
まだ道半ば、改装費など捻出できない状況です。
それにお風呂場へ行くには義母の散らかし放題の部屋を通らなければなりません。
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