大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
息子たちが揃って、ですがそれぞれ予定もあって振り回れっぱなしです。
これが義母の関係や小姑だったら大激怒ですが、息子たちのペースには合わせてあげたいと躍起になるのですから自分でも勝手だなと思います。
究極の、赤貧と言っていいほどの頃は息子たちも感じるところがあったのか随分と助けてくれたものです。
家電を買ってくれたり、お小遣いをくれたりと親と子が反対になったかのようでした。
親なのに、してあげるどころか、お小遣いまでもらうのがとても情けなく辛かったけれど、喉から手が出るほど欲しかった現実に、ちゃっかりもらっていました。
今こそ恩返しではないけど、できることはしてあげたいと思うのです。
まだまだ厳しいのですけど、あの頃と比べたら雲泥の差で普通に暮らせていますから。
次男はすっかり元気な様子で会社のこともいろいろと話してくれます。
楽観視はいけないと自分を諌めつつも、これなら大丈夫だと、そんな気がしています。
前は会社方面へ向くのも嫌だったし、周囲が会社に関することを聞くに聞けない雰囲気がしていました。ちょっと話題に出ると顔が暗くなりましたし。
だから、以前に息子のところへ駆けつけた時も不自然なまでに会社と仕事に関する話を避けて無理に楽しい話題を探して話をするような感じでした。
次男は社内の人間関係がいいから転職とか全く考えていないし部署替えもされたくないと言い切るあたりは恵まれた環境に置いてもらえて感謝です。
長男が言うには、自分の会社にも休職する人はいるけどこんな感じじゃない、ただのサボりだろーと。それに対して「人生最大のバカンスだったのに終わっちゃった」と笑って答えてました。
冗談が言えるくらいに明るくなって戻ってこれて本当に良かったです。
まだまだ義母は健在だけど、結婚して三十数年、やっと!家族四人揃って平穏なお休みを迎えられました。
でも、息子たちもこれからそれぞれの家族を作り上げていくでしょう。
この四人の楽しい時間はあまりにも短いです。
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この記事へのコメント
無題
古い記事から順番に読ませていただいてます
…わたしの地方ではではお義母さまみたいな人をどあつかましい、と言います
ご家族によい風が吹きますように
Re:無題
どあつかましい!、すごくよく伝わりますね。
上品ぶっていても性根はどあつかましい義母です!こんな感じでいかがでしょうか。(笑)
ご訪問、ありがとうございます。^^