大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
高級車に乗るご主人とブランド物のバッグやお財布を持ってる奥さんを見る限り、とても想像できませんでした
毎年、夏には窓全開だけど節電は部屋の照明まで消しまくる我が家とは対照的にあちこち煌々と電気がついて窓は閉まったままのお隣でした。外にあるエアコンの室外機がブーンと音を立てていました。
同じ自営業なのにこうも違うものかと、いつもうらやましく思ってました。
突然に舞い込んだ噂話に驚きながらネットで調べたら、中古住宅として不動産情報に出ていました。
値引き交渉を想定してなのか価格設定が随分高く感じました。
こんな高額で売れるのなら、うちも売ってしまいたい!
子供も巣立った今、こんな大きな家はいらないのです。
第一、自分たちが使ってる面積は狭小住宅です。
雨漏りがし、トイレから水漏れがあって、数日前は給湯器が不調でした。電源を入れ直したら持ち直したけれど、給湯器だっていつ故障するかわかりません。
「ボロキッチンのあるボロ屋」にタイトルを変えなくちゃいけません。
手に余る庭の手入れ、義母がガラクタで満載にしたたくさんの収納、修理も片付けも目眩がしそうです。
何もかも売っぱらって、断捨離して、駅近のこじんまりしたマンションがいいなあ。
誰に遠慮することなくシステムキッチンで腕を振るいたかった。
時間を気にすることなくお風呂で手足を伸ばしてのんびりしたかった。
振り返ると虚しくなって涙がこぼれそうになります。
私の人生はこれからだから!
売りに出すことはいつでもできるから!
お隣の一大事がなぜかちょっぴりうらやましいです。
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