大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
北海道物産展へ出掛けました。
勤め先のグループ百貨店で開催されて、福利厚生で支給されるショッピング券が利用できたからです。
このショッピング券、いつも三月に支給され利用期限は一年です。
一年近く大事に温存してきました、何かの時のために。
何かってなんだと聞かれれば、何でしょうか。いざという時のお守りのような感じでしょうか。
わずか五千円分のショッピング券です。
カニのお弁当を買おうか、スイーツを惜しみなく堪能しようか、
会場をうろうろしているうちに、こんなことで散財していいの?と疑問符が湧き上がったり、頑張ったんだからいいじゃない!と思ったり。
葛藤してたはずなのに、私のとった行動は自分でも驚くものでした。
なんで?
ぐるぐる回って、カニがたっぷり乗ったお弁当に決めました。
どうしてかまったくわからないのですけど、隣のマザオに「四つ買って」と言ったのは私です。
マザオと私、実母へ手土産として、これで三つです。
あとの一つは義母へ。
びっくりしたのはマザオも、です。
それでも「四つね」と確認しただけなのはそれ以上何か言ったら、私が「やっぱり..」と前言撤回しかねないと思ったからかも知れません。
ただ帰ってから...
私に気を使ってか、マザオが必要以上に、義母がすごく喜んでたとか、ありがとうだってと何度も言うことにうるさいなあと思ってしまう真逆の自分もまた持て余すことになりました。
いつもここへ悪口を書きまくって、毛嫌いして、疎ましく思ってるはずなのに。
ショッピング券だけでは足が出て自腹を切ることになったお弁当を四つも買うなんて!
気持ち的にも金銭的にも四年前には考えられないことです。
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この記事へのコメント
無題
自分だけ美味しいものを独り占めする、地獄の住民には逆立ちしてもなれない。
それを、気品と言うのだと思います。
Re:無題
とっても優しい言葉をかけていただいてありがとうございます。くすぐったい気持ちです。
が、現実の私は気品など持っていないように思ってます。^^
昔のことを根に持ち、自分のことを棚にあげて、相手の短所を突きまくる...、
そんな私にも良心があったのでしょうかね。(笑)
無題
そして喜んでた!と大げさに報告されるのは
うっとおしいものです。
それは、仲良くやってほしいと内心思っている人が
ウキウキと言ってくるんです。
その人が人の気持ちをかき乱していると気づかない。
自分が相手の行いを悪い事と思う、許せないと思う事は、相手の「悪」が許せないんです。
美味しいお土産を買っていってあげる事とは別なんです。これは自分の「善」の部分がほっておけないのです。
または「自分にだけ買ってくれない」という意地悪は
子供じみているし、そんな事をしてしまう自分が
許せなかったのかも?
この姿を見て、これで仲直りとか考えるダンナさんは早とちりです。
人間は善もあれば悪もある、いろんな面を同時に持つ。それだけの事。
今日はたまたま、自分の善がそうしたんです。
そしてそれは悪い気分ではなかったと思いますが
どうでしたか?
Re:無題
そこなんです、報告なんか要らないのです。
おっしゃっていること、スッと胸に収まりました。
>いろんな面を同時に持つ。それだけの事。 今日はたまたま、自分の善がそうしたんです。
まさしく、たまたまでした。気まぐれで。
そこにグダグダとお礼や事後報告は要らないのです。義母だから!
マザオにも雪解けの気配などと微塵も思って欲しくないのです。
ただ、昨日は皆に同じようにお弁当を買ったことで私自身が納得できたってことなんですね。^^