大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
昨日の気まぐれな私の行動に、何度もありがとうを言ったらしい義母とそれをわざわざ伝えるマザオにイラっとしました。
自分でもなんて勝手でひねくれ者なんだろうと思いつつも、こんな私に誰がした?という気持ちがあるのです。
素直になれないのです。
決して仲直りをしたいと思ってるわけでもなく、ただこの陰気な冷戦の生活に疲れているだけかも知れませんが。
普通に暮らしたい、普通でいいのです。
普通ってどんな?と問われれば、気を使わない本当の意味での我が家が欲しい!
これに尽きます。
今までの軋轢が「普通」になれないのです。
ふと思いました。
私は気まぐれであろうとも、実母へお弁当を買って行ってあげようと思い立った時、同時に義母の分も足し算していたのです。
でも、マザオって何かの時に義母と実母二人分という発想は無いようです。
次男が大学の下宿先から就職先の地へ引越をした時、下宿先の地方土産を買うと言い出したマザオを睨みつけたあの時を思い出しました。
「こんなにお金がない時の引越しでなんでお土産?」
五百円くらいの...
確かそんな事を言いかけて、私の剣幕に慄いたのか「そうだね、お土産は要らないね。」と答えたマザオでした。
お土産云々、
いつも自分の母親の分だけしか発想がいかないみたいです。
聞けば、世の夫君たちは往々にしてそんな傾向があるみたいですけど、いい加減にして欲しいですよね。
滅多にない、というより北海道物産展で買い物をするなど私たちの生活レベルからしたら贅沢極まりないことです。
今まで親孝行など何もできず、お正月に帰省することもなかった実家に一人残る実母へお弁当を買って行ってあげようと思ったのです。こんな小さなことですが、やっと出来るようになったのです。
もし、マザオと連れ立って出掛けずに自分一人だったら...
どうしたでしょうね?自分でもわかりません。
普通に暮らせていたらこんな煩わしい気持ちを持て余すこともなかったでしょうに...
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この記事へのコメント
無題
公平にしてくれなかった義母には、普通に関わりをもたなくなったまでのこと、たまに、お書きになっているような「人間としてどうなのか?」なんてちっとも思う必要ないと読ませていただくたびに思います。
Re:無題
いつものことながらお返事が遅くなり、すみません。
日常の雑多に紛れているうちに、お弁当を買った不思議な日は薄らいでいきました。
みなさんからいただいたコメントで「そんな日もあるね」そんな感覚です。
せっかくの「そんな日」もいつものやってくれる義母で台無しのいつもの日常を過ごしています。^^
無題
私は順番よりも似合った物がある時に買わないと後戻りする時間が無いと思ったからですが、夫は嫁なんだから義母を第一にしてくれるべきと思ったようです。小さい事でゲンナリしました。
昨日までただの娘だったのに、式をあげた途端に完璧な嫁になると思っている?
長年たって思うのは、男の人はどんなに腹立たしい母、妹でも本気で怒らない、血が繋がっていることが大事。しょせん嫁は他所から来た人。
嫁に優しいように見えても今日の日を楽しく過ごせれば良いと思っているだけ、嫁が気を利かせて母妹と仲良くしてくれれば良いと思っているだけ。
間違っても、嫁は家族と離れて可哀想だから母や妹が仲良くすべきとは考えない。
嫁は親を捨ててきたとでも思っている?
人生のパートナーってどういう意味でしょう?何事かの為の第一要員?
私のグチ炸裂、失礼しました(^_^;)
Re:無題
「明日には」、延ばし延ばしで五日も経ってしまい、ごめんなさい。
マザオは機嫌を悪くすることはないけれどうろたえます。それがまたイラっとするんですけど。
お土産に順番なんて!
嫁なんだからってゲンナリする気持ち、よくわかります。
マザオも同じ嫁さんのご主人も、世の夫君の一員ですね。
一人の人間として扱われないなら、それこそ「人としてどうなの」的行いも甘んじて受けなさいよと思ってしまう私です。^^
毎日が修行の様な我慢生活に加えて、便利な「嫁」!!
早く脱したいものですね。
無題
>いつも自分の母親の分だけしか発想がいかないみたいです。
これ激しく同意します。
私はちょっと実母とこじれてこの10年くらいほとんど会わないようにしてきていますが(年賀状などゼロではないですが)それをいいことに?ダンナは私の両親は意識の外です。帰省しないこと、会わないことに疑義は持っていないようです。
ですが、ひとり田舎にのこっている義母の「圧迫骨折とレビー小体型認知症」これが始まってから義妹と自分の介護帰省の「穴」に私をハメることに疑義はありません。
まあ、私は義母とはこじれていないので行くことに抵抗はありませんが、義母とまったく同世代の私の両親(よわよわしながらまだなんとか二人で暮らしています)にダンナの意識が及んでいないことにはもやもやしています。
…家事ってマルチタスク(複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行すること)ですが、主婦が夫に家事を頼むとこれができないのでイライラするらしい。自分の親にしか思い至らないのはこの夫の「シングルタスク」の最たるものですかね。
コメントを読むと皆さんは「善悪」という概念をお持ちのようですが、私に義母の抵抗がないのは「タスク」ととらえているからかもしれません。もっと酷薄かも。
年取るのが怖い。昔は「年取るとすること少なくなって楽になる」と漠然と思っていましたが、いやいやいや「あんな風に」なるのは怖い…
Re:無題
毎度のことながらお返事が遅苦なり申し訳なく思います。
そして老婆心さんの理路整然としたお話に感心しながら読ませていただきました。
男女の違いは身体的特徴にとどまらず、考え方つまり脳の働きが違うのですから仕方ないのでしょうか。^^
仕方ないでは済まされないモヤモヤは消し難いものです。
お互いの言い分があるとか喧嘩両成敗などいう言葉もありますが、こと両親への気遣いに関してはまったく以って片手落ちとしか思えませんよね。
折り合いをつけていくもの大変です。^^