大きな家のボロキッチン

「なんでもいいからね。」
「まかせるから適当にやって。」
こういうのって大概、あとで文句言われるー！




顔見知りの人が経営している素敵なカフェがあるんです。
そこで友達とお茶してました。

散歩途中かな、ふらりと立ち寄った風のおじいさんが入ってきました。

私たちが座っていたテーブルに割と近い席へ座ったのですが、メニューを手に取って、
「わからん」「わからん」「わからん」

コーヒーひとつとっても色々ありますからね。
だけど、このおじいさんは「腹が減ったからなんでもいい、うまいもんをくれ。」と言います。

なんでもいいって言ったって、ご飯ものからパスタ、パン系までいろいろじゃないですか。
常連さんならまだしも、「初めて来たからわからん」と言ってるおじいさん。

「あんたの好みなんかわからんよ」
お店の人に変わって言ってやりたくなりました。

丁寧にメニューの内容をひとつひとつ説明して、ご飯がいいですか、お肉がいいですかなどと選択肢を狭めながらおじいさんの要求に応えようとしている店員さん。

家族経営の小さなお店です。
そこでひとり取られたら、他がてんやわんやになりませんかー。

やっと決まって出て来たものを突つきながら、まだなお「なんだこりゃ」「変わってるな」とかブツブツ言ってるおじいさん。

横で聞いてる私の方がイライラ。
わからんなら来るんじゃねー！文句言うんじゃねー！！

こういう人っていますよね。

私の近くにもいます。

義母！！！

「ねえー、どーする？」と相談を装いながら答えは決まってる。



自分でやりやがれ！　

人をあてにすんなー！！！


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