大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
新築してからの掃除はもう大変の一言だった。
面積が増えたこともあるけど、ワックス掛けの強要が一番の要因かな。
強要というと人聞きが悪いけど、「掛けた方がいいね」なんて会話があれば、「掛けなさい」ってことだからー。
いろいろあって簡易二世帯へ改装し台所が完全別々になるまで、20畳は超えるLDKを三ヶ月ごとにワックス掛けしました。 8人掛けの大きなダイニングテーブルやリビングのソファやラグを移動しての大ワックス掛け大会、子供おんぶの状態でやってました。
当時は、クイックル ワックスシートのような簡単にワックスが掛けれる用具もなかったように思います。その悪魔のワックスデーのサイクルはすぐにやってきてウンザリした記憶しかない。
ど素人の、雑巾掛けとただ重ね塗りを続けるワックス掛けは年月とともに徐々に床が黒ずんで来たような。
どうしても細かい埃や髪の毛なんかが層と層の間に混ざりこんで、ゴミのミルクレープみたいな?
「ワックスって塗る前に前のを剥がさないといけないみたいよ。」
小姑の鶴の一声でワックス掛けの前に剥離作業が決定いたしましたー!
ホームセンターで探すとワックス剥離剤なるものが置いてありました。
使用方法を読んだ感じでは、家庭でも簡単に出来そうだったので買って帰りました。
床の端っこで試してみたら、おもしろいようにワックスが取れます。
これなら出来そう!さっそく作業開始。
剥離剤を塗って、溶けたワックスをスクレーパーですくい取り、雑巾で床を水拭きをするという手順をちまちまやっていたんでは時間が掛かって仕方がない。
剥離が終ったら、ワックスを塗って、乾いた頃を見計らって家具類を元に戻し、7人分の夕食を準備しなくてはいけないのに全然間に合わないー。
もう少し守備範囲を広げてやってみたところ問題なく出来そうです。
私は深く考える事なく、剥離剤をもっと広範囲にドバッと撒いてしまいました。
床全体がネチョネチョになって、どうにもならない状態に!!
何年も積もりに積もったワックスを剥離剤で溶かすのですから、それはもうすごいことに。
小さな範囲なら溶けたところをスクレーパーですくってOKなんだけど、広範囲になるとすくい取りきらないうちに水分が蒸発してワックスがネチョネチョのゴム状になり、そうなるともう女の力ではどうにもならない。
半べそで必死で掻き取ったせいで、所々床に筋傷がー。
それにワックスが取れた床は、水分を失ったカサカサの艶も光沢もない白木のような状態。
とんでもない事態となってしまいました。
どうしよう どうしよう
心の中で鶴の一声を発した小姑を恨みました。
逆恨みかもしれないけど、あんなこと言われなきゃゴミのミルクレープを作り続けただけのこと。
キャー
ついに帰宅してしまった小姑は、こんな具合に叫びました。
普通、ああなるかも、という状態だったので仕方なかったと思います。
私はといえば、朝からのおんぶで肩に食い込むおぶい紐の痛さも忘れてうつむき、必死で涙を堪えてました。涙だけは見せたくなかった。
床の張り替え費用がなければ私の実家に出してもらえとまで言った鬼小姑。
あの時は、途方に暮れて、「死んじゃった方が身も心も楽」なんてことを思ったりしたのでした。
今は、「絶対にしあわせを掴むまで図太く生きてやる!」と思ってますのでご心配なく。(笑)
この話はまだ続きます。
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
面積が増えたこともあるけど、ワックス掛けの強要が一番の要因かな。
強要というと人聞きが悪いけど、「掛けた方がいいね」なんて会話があれば、「掛けなさい」ってことだからー。
いろいろあって簡易二世帯へ改装し台所が完全別々になるまで、20畳は超えるLDKを三ヶ月ごとにワックス掛けしました。 8人掛けの大きなダイニングテーブルやリビングのソファやラグを移動しての大ワックス掛け大会、子供おんぶの状態でやってました。
当時は、クイックル ワックスシートのような簡単にワックスが掛けれる用具もなかったように思います。その悪魔のワックスデーのサイクルはすぐにやってきてウンザリした記憶しかない。
ど素人の、雑巾掛けとただ重ね塗りを続けるワックス掛けは年月とともに徐々に床が黒ずんで来たような。
どうしても細かい埃や髪の毛なんかが層と層の間に混ざりこんで、ゴミのミルクレープみたいな?
「ワックスって塗る前に前のを剥がさないといけないみたいよ。」
小姑の鶴の一声でワックス掛けの前に剥離作業が決定いたしましたー!
ホームセンターで探すとワックス剥離剤なるものが置いてありました。
使用方法を読んだ感じでは、家庭でも簡単に出来そうだったので買って帰りました。
床の端っこで試してみたら、おもしろいようにワックスが取れます。
これなら出来そう!さっそく作業開始。
剥離剤を塗って、溶けたワックスをスクレーパーですくい取り、雑巾で床を水拭きをするという手順をちまちまやっていたんでは時間が掛かって仕方がない。
剥離が終ったら、ワックスを塗って、乾いた頃を見計らって家具類を元に戻し、7人分の夕食を準備しなくてはいけないのに全然間に合わないー。
もう少し守備範囲を広げてやってみたところ問題なく出来そうです。
私は深く考える事なく、剥離剤をもっと広範囲にドバッと撒いてしまいました。
床全体がネチョネチョになって、どうにもならない状態に!!
何年も積もりに積もったワックスを剥離剤で溶かすのですから、それはもうすごいことに。
小さな範囲なら溶けたところをスクレーパーですくってOKなんだけど、広範囲になるとすくい取りきらないうちに水分が蒸発してワックスがネチョネチョのゴム状になり、そうなるともう女の力ではどうにもならない。
半べそで必死で掻き取ったせいで、所々床に筋傷がー。
それにワックスが取れた床は、水分を失ったカサカサの艶も光沢もない白木のような状態。
とんでもない事態となってしまいました。
どうしよう どうしよう
心の中で鶴の一声を発した小姑を恨みました。
逆恨みかもしれないけど、あんなこと言われなきゃゴミのミルクレープを作り続けただけのこと。
キャー
ついに帰宅してしまった小姑は、こんな具合に叫びました。
普通、ああなるかも、という状態だったので仕方なかったと思います。
私はといえば、朝からのおんぶで肩に食い込むおぶい紐の痛さも忘れてうつむき、必死で涙を堪えてました。涙だけは見せたくなかった。
床の張り替え費用がなければ私の実家に出してもらえとまで言った鬼小姑。
あの時は、途方に暮れて、「死んじゃった方が身も心も楽」なんてことを思ったりしたのでした。
今は、「絶対にしあわせを掴むまで図太く生きてやる!」と思ってますのでご心配なく。(笑)
この話はまだ続きます。
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
PR
この記事へのコメント