大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
ご近所さんが言いました。
「この頃、お宅のおばあちゃん、朝見掛けないね」
言われてみると、早朝からガタンバタンとうるさい音がしません。
廊下を歩くドスドスという音、部屋から移動する時の騒々しさも聞こえて来ません。
先日も...、
洗面所に隣接している義母のダイニングキッチンの灯りがついていました。
お風呂に入るチャンスを逃すまいと耳を澄ませて様子伺いしているのに立ち去った気配がありません。
しびれを切らしてそっと廊下へ出たら、義母の部屋は真っ暗でした。
いつの間に?
この頃になって移動するのに物音を立てなくなった義母です。
私が家にいる間に義母が出掛ければ、気がつくのが常でした。
バタンと激しく閉めるドアの音、廊下を歩くのにボロキッチンにいても響くようなドスドス歩き、玄関でも本当に楽器でも持ってるのかと思うほどに音を立てます。
鍵を掛けるにもガチャガチャと大きな音を立てていくのです。
やれと言われても毎回あんな大きな音を立てる事は私には無理です。
それが最近ピタリとなくなったんです。
義母に会わないために家の中でも慎重に行動しているのに、この数日間はばったり出くわしてしまう事が立て続けにありました。
そうなんです。
ご近所さんに言われて気がつきました。
いつもいつも早朝から草一本抜くこともなく庭に突っ立って辺りを見回していた義母。
それが最近はいない?
私は涼しい朝のうちに草抜きをしたくても義母がうろうろしているからやめていたんですけどね。
マザオに聞いても「そうかなあ」と言うだけです。
変な期待と今更?の心配が入り交じった複雑な心情を自分でも持て余しています。
でも、今日も炎天下の中、元気に出掛けていきました!
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