大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
休職中の息子が彼女さんと連れ立ってやってきました。
偶然にも義母も仲間と遠出する日と重なり、ラッキーなことに私の懸念が払拭されました。
年始早々に彼女さんのご実家で随分とお世話になったようで、息子が受け入れられている安堵感とともに恩返ししたいと思っていました。
恩返しというのも変ですが、正式に結婚という形をとっていないにもかかわらず息子を温かく迎え入れてくださり、またうちへの配慮もいただいて申し訳なく思っていました。
だから、こちらへ来た時にはできる限りの歓待をしたかったのです。
そんな思いの中、義母がいないなんて思わずガッツポーズでした。
それにも増して、マザオが小躍りするかのごとく「いなくて良かった」と面倒が回避できたと発言したことが驚きでもあり、嬉しくもありました。
一ヶ月前には泣いていた息子も極たまに仕事をしたいと思うときがあると言い、近況や自分の考えなど話してくれました。まだまだ会社のある方面へは足が向かず心がざわめきたつようですが、少しずつ立ち上がっていってるように感じられました。
無理しないでねと優しく見守ってくれる彼女さんがいてくれて本当に良かったです。
それにしてもボロキッチンの狭さ、くたびれ感、安普請な様相はどうあっても隠せるものではありません。この狭い空間にタンスがあり、コタツで暖をとり、生活感が充満しています。
はあー、
義母の占有スペースくらいあったら!
洗面所と風呂場の位置がせめて真ん中だったら!
ボロキッチンのシンクが、洗面所であり、歯を磨いたり顔を洗ったりするなんて今はまだ明かす勇気がありません。
つくづく同居って面倒なことだとあらためて沁み入りました。
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