大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
嵐のように年末年始のあれこれが過ぎ去って、なんだか放心状態に似た感じの私です。
すべてが義家族の都合に合わせて創り上げられたこの家で、なんだかんだ言っても義母のいいようにとり回される生活です。
コーヒーカップを片付けていてふと思い出しました。
コーヒーカップ自体はこの家のものとして購入したのですが、スプーンやフォークは私個人の所有物でした!
ボロキッチンが完成した時、安物の食器棚を購入しました。
お金がないので食器を買うという行為はありませんでした。中に入れた食器は景品でもらった食器や何かのおまけばかりです。
家族だけならなんでもいいけど、お客様が見えるとなれば話は違います。
義母のキッチンには幾つものティーセットや揃いの食器があるので、それをマザオと持ち出してきたのでした。
よくよく考えたら、義母のキッチンにある食器棚は私の嫁入り道具です。
中の食器も私が買い揃えたものです。
気に入って買ったスプーンとフォークのセットも大皿やグラス、茶器、どれも満足に揃っているものはありません。片付けのできない義母が管理できるはずありませんから。
長年の間に誰の持ち物か曖昧になり、まるで最初から義母のためにそこにとどまっているかのように錯覚してしまっていました。
なんの遠慮もいらないじゃないですか!
私の食器棚だし、私の食器やカトラリー、必要な時にどんどん持ち出せばいいんだ!と思いました。でもね、もうボロボロなんです。
大事に使ってもらえなかった私の食器棚は食器以外のガラクタも突っ込まれ、取っ手がガタついてガラス窓はくすんでいます。
いろんな感情が湧きあがって虚脱感がハンパないです。
明日から!明日から頑張ろうと思います。
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