大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
元来の性格もあるのでしょうけど、
忙しさも手伝って、マザオの呑気さに怒りが爆発することがままあります。
私と同じようにマザオも短気だったら、夫婦喧嘩もどれほど増えていたでしょうか。
小さなことですぐにカッとなる私に対して、マザオは滅多に怒りません。
それに同居の負い目というか、同居させてしまった後悔のようなものが、最近のマザオには感じられます。
そうは言っても日々の生活は「おふくろ」なんですけどね。
お互いに妥協しあって、目を瞑るところは見て見ぬ振りで平穏な生活を保てるのかもしれません。
それをやっと学んだのかもしれないです、何十年もかけて...
マザオの怪我で、普通の主婦に舞い戻った私ですが、
性格の違いか、男と女の違いか、はたまた経験の差か、やはり家事のやり方もちょっとずつ違います。
やってもらうのに文句を言うな!
義母や小姑らに対していつも思ってた私ですが...
マザオのやり方に不満がないわけではありませんでしたが、そこは妥協と言いますか、やってもらってるからと文句は言わないように気をつけてきました。
たまに、「こうしたほうがいいよ」とか「こうすればいい」と口を出すとタイミングによってスネオが出現してしまいました。
気持ちはわからなくもないですけど、私だって咎めたつもりじゃないのに面倒くさい奴と思ってしまいます。
マザオが食事の支度をするようになった最初の頃、味付けは濃い目でした。
やんわり指摘したら、「そうかなー」
言葉は柔らかいですが、延々と言い訳が続いてレシピ通りにやったのにと。で、次の日計量スプーンを買ってくる始末でした。
買わなくても計量スプーンはあるのに、です。
だいたい、毎日の料理に計量スプーンなんか使わなくてもいいのに。
ご飯を作ってもらう楽さの裏には、こんなちょっとした我慢もあったのです。
一事が万事、
生活の中には限りなくこんなちょっとしたすれ違いが潜んでいます。
今また、選手交代でマザオもちょっとした我慢を強いられていることでしょう。文句こそ言いませんが、焼き魚を出した時の顔に「肉がいい」と書いてありました。(笑)
私は私で、家事の負担の大変さはあるものの、自分の好きなように自由にできる楽しさを再認識しながら、マザオによって変えられた調味料の置き場所や調理器具の収納に不満を持ってたりします。
世の夫婦、夫も妻も全く不満がない人などいないでしょうけど、どっちの我慢が大きいでしょうか。人それぞれ、家庭によっても違うとは思いますけど、やっぱり妻の我慢のほうが大きいような気がします。
主観が入りすぎかもしれませんが。(笑)
血の繋がった親子や夫婦ならこういう小さな不満をどうにかしていけるのに、義母や小姑となると小さな不満も蓄積される一方です。
だから、やっぱり同居なんてするもんじゃない!と思う日々です。
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この記事へのコメント
無題
単身赴任していたダンナが(勝手に)会社をやめて帰ってきた後の無職の一年間、朝食卓でテレビを見ているダンナがそのままの形で帰るといて、
勝手に(在庫がある)何かを買ってきてドヤ顔されたり、食器を洗って家事をしている風を装ってヒビ入らせて知らん顔していたり、洗い物の最中シンクの底をダダーーーっと温水が叩き続けていたり、親切顔でものの位置を変えたり
そういうのが心底嫌で「やるなら全部徹底的にやれ、完全に家事をしろ、中途半端でやった気になるな」と怒りました。
…そういう人なので、たぶん実の親とでも同居はできないダメな娘で嫁です。うーさん さんの頑張りにはいつも頭が下がります。
Re:無題
ごめんなさい、笑っちゃいました!
同じです、同じなんですよー、マザオも。
ああしてこうしてあちこち掃除したとドヤ顔で自慢されても、数センチの段差やパソコンデスクの後ろの埃は積もったままで、食器の糸ジリがだんだん黒くなるのが我慢できず、専業主夫のくせに一日何やってんだとまるで亭主関白そのままの私です。
ま、私はこの家で一番偉いのだからいいのかもしれませんが。(笑)
ボロキッチンの狭い部屋の中だけなら、私は専制君主になれるのです。
マザオに同居の弱みがなかったら、今の関係はきつかったかもしれませんね。^^
無題
…ああ本当だおんなじです。
表ばっかりごしごし要らぬ力込めてこすっていて(で、取り落としてヒビ入らせたりする)裏が落ちなかった汚れでニトついて黒ずんでくるんですよ。それに気づかない「眼のなさ」これに怒っていました。
男って家事ができないんですか?女(私)だって結婚したばかりの時は初心者で、きっとみっともないほどにできなかったのでしょう。ならば男だって日々鍛錬して皿の裏くらい洗えってーの!
…年取ったら心穏やかに過ごすんだろうと思っていましたが、まだこんなです。
(一緒にしてすみませんが)がんばりましょう。
Re:無題
私も歳をとったら穏やかに...、そう思っていました。
でも現実は仕事と借金に追い回され、だんだん弱ってく自分に対して、どんどん元気になってくような義母。
そんな現実にカリカリして、穏やかなんて縁遠い私です。(笑)
マザオだけでなく、職場のおっとりさんにも「早くして!」「ウーンなんて迷ってないで即決して!」と言いたいのをこらえてストレス溜め込んでます。
借金や同居の問題が解消されたら「穏やかさん」は来るのでしょうか。
一緒です、いえ、私の方が上手かもしれません。^^