大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに！ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ？

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2015
11/30

気持ちを切り替えたつもりが

思い立って髪を切ってきました。

お昼から仕事なのに、うちを出たのは十時過ぎでした。
美容院ならシャンプーをやめてカットとブローだけにしても間に合わないかもしれません。
今時の千円カットですから余裕で間に合うのでした。

今度は美容院へ行ってフルコースでやってもらおうかなんて考えてたけど、やっぱり根が貧乏症みたいです。

元美容師の友達が自営業へ嫁ぎ、廃業となってからこの格安床屋で働いています。
だから、私の感覚では専属美容師にカットしてもらってるような気持ちです。
負け犬の遠吠えとも言えなくもないですが。（笑）

座れば、何も言わなくても適当にカットしてくれて、いつもそれで満足なんです。この人ほど気を使わない体当たりできる友はいません。

わがままも、カチンと来たことも、悩み事も、体当たりで感情を出せる人です。カットしてもらってる短い時間に機関銃のようにくだらない愚痴を吐きまくりました。

ウンウンと聞いてくれるのではなく、「仕方ないから我慢しな！」的な返事で、おうむ返しのように今度は自分の愚痴を吐きまくります。それに対して私も「そっちの方がマシ」「私なんかねえ！」と聞く耳持たずの自己中合戦です。

なんでしょうね、言いたい放題で妙に許しあえる変な仲です。
姉妹みたいな感じなのかな．．。
でも普段は滅多に連絡を取らない不思議な関係です。

愚痴トークを炸裂して、髪もさっぱりと短くして完全なショートになり、気持ちもすっきりしました。

銀行へ行き、まとまったお金を下ろしたら然るべきところへ配置して手元に一万円だけ残しました。考えてみれば、長いことお札に縁がなかった私です。

商売屋でしたから毎日、大量のお札を数えはしましたが右から左へ飛んで行って手元には残ろませんでした。お財布の中はいつも小銭ばかりで、たまに紙幣が入っていてもそれは千円札でした。

美容院でなく千円カットの私だけど、確実に環境は変わってきています。

少し元気が出たところで出勤。
休憩時間に厄除け団子の差し入れがありました。わいわいとたわいのない話をして、今日から仕切り直しだーと帰ってきました。

このブログを書く寸前にお風呂から出たところでした。
義母が居座ってすぐにお風呂へいけませんでした。
もうー、せっかく気持ちが盛り上がってきたのに台無しにしてくれました。