大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに！ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ？

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2015
10/28

風呂場から一目散で部屋へ戻る

もう一年以上も、まともに台所に立っていません。

マザオの不在が数日くらいだと作る気にもならず、適当に済ませてしまうのでした。スーパーに勤めているのですからお惣菜やお弁当なんでもありますし。

でも、今回は急に煮豆ときんぴらごぼうが食べたくて。
いつもと違ってしばらく留守なのですから、いい加減な食生活を続けるのも飽きがきます。

帰って来たのは午後八時前です。
なのに晩ご飯を食べ出したのは十時でした。

今朝、目が覚めたら八時を大幅に回っていました。

昨夜は、義母がなかなか部屋から引き上げずにお風呂が深夜になってしまったので寝るのがだいぶずれこんでしまったからかもしれません。
なんだか寝損ねて、気がついたらこんな時間までぐっすり寝てました。

洗濯機を回して、朝ご飯を食べ、お弁当のしたくをしたら出勤の時間です。
あたふたと車に乗って．．

ふと気づいたら名札を忘れました。
また取りに戻り、余裕の出勤時間のはずがドタバタの大慌て。

日頃、家事をやってもらっている恩恵が身に沁みました。
世の中の男性は大いに内助の功に感謝すべきですね！
中には私みたいな人もいるのかもしれませんが。

それで、本当は余裕があったはずの朝に煮豆を作って帰宅したら食べようと思ってたのに、思いっきり目算がはずれてしまいました。

帰宅したら、それはそれでベランダに出しっ放しの洗濯物を入れたり、着替えたり、買い込んだ品物を片付けたりとやることはいっぱいです。

いざ調理しようと思ったら、自分が思い描くよりもずいぶんと手間取ってブランクを感じずにはいられませんでした。

一通り出来上がったところで義母が出掛ける気配を察知して、慌ててお風呂に入りました。
そうです、義母に会わないために夕食をお預けにしてお風呂を優先させたのでした。

こんな時間にどこへ行くのか知りませんが、たぶんそう長い外出ではなさそう、
急いで入浴を済ませ体を拭いているところで門扉のカチャンという音が聞こえました。

やっぱり！
もう帰って来た！
部屋へ一目散です。
くしゃみが出ました。喉も痛いです。

早く寝ようと思ったのに、ご飯を食べて、おやつをかじり、ぼうーっとしてたらこんな時間です。

ひとりなので声を出して話すことはないのですけど、なんとなく声が出ないような感じがします。
やばい、風邪ひいちゃったかも。お風呂ものんびり入れないからねえ。

日付の変わらないうちに寝る事にします。