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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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期待が入り混じった毎日を過ごして、早半年以上。
そうこうしているうちに一年が経ってしまうでしょう。
期待が諦めに変わりつつあります。

家の裏に放り込まれていたクーハンがまだ置いてありました。
マザオのいう「次のゴミの日に出す」は一体いつなのでしょうね。

嫌味ったらしく「いつ出すの!?」と畳み掛けたら、重い腰が上がりました。
そんなにちゃっちゃとできるなら言われる前にやればいいのに!
心の中で不満が湧きましたけど、黙ってました。

私も、昔、義父母から散々に言われましたけどね。











かつて私がもらったお小言を、今、すべて突き返してやりたいと日々思います。

働いてる人が一番偉い
昼間なにやってるんだ
三食昼寝付きの良いご身分
やる気がないからできない

あげだしたらきりがありません。
幼子を抱えて、同居家族分の炊事洗濯を一手に押し付けられてたあの頃

思い出すだけでゾッとします。

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涼しくなったかと思えば蒸し蒸しと暑く、日差しも痛いくらいに強いです。
そんなある日、帰宅して車から降りたらエアコンの室外機がブンブンと回っていました。
義母のリビングのエアコンです。

暑いから仕方ないと思う気持ちともう我慢してよ!という気持ちが混在しました。

自分は暑ければエアコンのスイッチを入れてしまうのに、義母のこととなると我ながらひどいと思ってもこの気持ちは抑えられませんでした。











この家にあるエアコンはみんな年代物です。
貧乏がゆえにエアコンはあっても暗黙の了解でつけることはほとんどなく過ごしてきました。

ここ最近になってやっと日々の生活に限って支払いの心配をせずに買い物できるようになりました。以前は本当に綱渡りの赤貧でしたから。
それもこれも店をやめてなんとか家計が回るように奮闘した結果だと自負しています。

電気代も払えずに、もしかして電気を止められてしまうかもと怯えて暮らした日々を忘れてはいません。冬はまるで外にでもいるように着込んで、夏は濡れたタオルを首に巻いて...
そんな苦労の時代にも年金たっぷりの義母は普通に遊びに出掛け、光熱費も気にすることなく過ごしてきたはずです。

だから?
多少の余裕が出た今になっても義母がエアコンを使うことに目くじらを立ててしまうのかもしれません。
熱中症で倒れたらどうするつもり!?とお叱りを受けるかもしれませんが、悪魔の心はその時はその時と。私が耐えているのに義母が倒れるわけがないとも思ってしまうのでした。
口が裂けても言えませんが。

施設に入ればこんな葛藤なくなるんです。
お互いに気持ちよく過ごせるはずです。

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