大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
不動産の問い合わせをするだけでポイントがもらえるサイトはたくさんあります。
楽天やTポイントでそんなメールがくれば少ないポイントでもちまちまと貯めています。
探している地域の許容範囲を超えた場所に願ったり叶ったりの物件をたまたま見つけました。
ただ場所が...
遠いというだけでなく馴染みがないのです。そこが都会で利便性がいいならまだしも地方都市の一角で在来線の駅に近いというだけのところです。
だからこそ、価格も手頃なのでしょうけど。
ポイント欲しさに問い合わせました。問い合わせといっても興味があるというメールを送るだけです。
偶然にもマザオもなにかの広告で同じマンションをみつけたようでした。
「このマンションどう?」
ノリノリで聞いて来ます。
今まで見てきたマンションと比べてセンスがいいとかほどよい駅近だとか。
パソコンの画面にあるマンションの画像をいちいち見せながら。
確かに、私もマザオと同じような感想を持ちました。
もし、探している範囲からちょっと遠いだけなら検討したかもしません。
でも対象になる場所ではないんです。
だったら、いっその事、息子たちの住む街近くの方がいいと思えるような縁もゆかりもない場所なのです。
別に縁やゆかりのあるところへ住みたいわけではないけれど、だったら他にも候補はあるでしょという話なのです。
可能性のない物件を興奮冷めやらずで見せられてもしらけるだけです。
関係ないのに。
今日も義母は朝から元気ハツラツで、弱い高齢者の陰りはまったく見えません。

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同級生の一言にハッとしました。
「還暦がみえてきた」と言った彼女は四月生まれです。
いつか、いつかと繰り返しているうちに丸五年が経とうとしています。
ついこの前まで穴の空いた靴下を新調することもできず、迫り来る返済期日にどうしようと悶々してた日々だったことが遠い日に思えます。
むしろ、毎日の家事に追われて泣きながら過ごした若かりし頃の方が鮮明に、悔しさと後悔の思いが強く残っているのですから不思議です。
ある意味、単調ながら普通の生活に近づいたのかもしれません。
同居さえしていなければ、これが平々凡々な幸せなのかなと思ったかもしれないですね。
最近、再び、元気を取り戻したかにみえる義母。
毎日出掛けることはもとより、声が一層大きくなって、廊下や階段をドスドスと音をたてて歩くことが再出現しています。
一時期は動けば物音が大きく、朝早くからドンガラガッシャーンと音を立ててた義母がいつの間にか静かになりつつありました。
それが、今また音を立てて動くようになり、元気さにパワーアップしたんだと思えます。
反面、私はといえば、気持ちに浮き沈みが出まくって、家に居たくないばかりに出かけていたのに外へ出るのが億劫になりました。
お化粧をしたり着替えたりが面倒なのです。
これはまずいんじゃないの!と思ってはいても、だらだらと無駄な時間を過ごしてしまうことが増えました。
こんなことをしているうちにあっという間にまた何年も経ってしまいそうです。
夢のマンションライフは叶うのでしょうか?
気持ちがあがりません。

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