大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
その昔、義母の長ったらしい無駄話に随分と翻弄されました。
結論にたどり着く前の話が長すぎて、最終的に何を言いたのか理解できないことも多々ありました。
迷惑極まりなかった義母の長話、
私自身も気をつけないといけないなと思うことがありました。
ああはならない!
ああはなりたくない!
強く思っていたのに
ちょっとした出来事の話をしていました。
話の途中でふと「この話、したかも?」と思って話をやめました。
相手は相槌を打ちながら聞いてくれていましたが、「この話したね。」と私がいうと、やはり、途中で「聞いたかも」と思ったそうです。
一度聞いた話を笑顔で相槌を打ってくれる優しさに、余計恥ずかしくなりました。
その人は「自分も同じだよ」と、同じ話をしたり、話したかどうかわからなくなったり、
この年代のあるあるだと言いました。
確かにそうです。
話が回りくどくなったり、要領よく話すということができなくなりつつある気がします。
理解力も衰えを感じてる今日この頃、老いは確実にやってきてる自覚があります。
義母のようにはなりたくない!
この思いを胸に気をつけなくてはと気を引き締めました。
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