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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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五十を超えた頃、年金を受給するあたりで車を降りる生活を考えないとねと言ってた気がします。
そんなライフプランが現実的に思えない。

この地域で車のない生活は無理があります。
ネットスーパーや移動販売などはありますが、何をするにも車が欠かせません。
一家に一台でなく一人一台が当たり前の地域なんです。

お金に困った時に私の車は処分しました。
維持費がバカにならないのでずいぶんと楽になりました。自分の車がなくなった不便さもすぐに慣れました。











だからといって、車がなくなった生活は想像できません。
義母と違って、子供達に頼らない生活を目指してるものの実際はどうなるのか

こうして還暦を迎えると現実がちらつきます。
マザオも以前の意見を翻してすぐには車を降りられないと言ってます。

引っ越すにしてもスーパーが徒歩圏内にあるところ、とはいえ圧倒的に物件が少ないです。
都会も視野に入れてたけど、地元を離れて知り合いのいないところで老後を過ごす不安も大きくなったりで、いろいろと考えさせられます。

息子をタクシー代わりに自由自在どこへも行く義母のような生活は望めないのです。

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友人から聞いて、行ってみようかとなり出掛けてきました。
やっぱり新しい家は素敵です。
広いキッチンに最新の設備、モデルルームだから当たり前ですけどね。

ボロキッチンができる前、どんなに小さくても、どんなに安物の寄せ集めでも、私だけのキッチンが欲しくて欲しくてたまりませんでした。











キッチンの体を成してなくてもオーブントースターと電磁調理器と小さな冷蔵庫があればなんとかならないか、妄想し続けたこともありました。
そんなスペースもお金もありませんでした。なにより水がないのですから土台無理な話です。

ボロキッチンが現実化したのは実家の助け舟でした。
いろいろな思いが詰まったボロキッチン、大切に大切に使ってきました。

モデルルームを見学しながら複雑な思いが湧き上がって思わず涙が出そうになりました。

同居してから我慢我慢我慢の生活
自由もお金もない、こんなに働いてこんなに我慢してるのになぜなの?

スタートが遅すぎる自分をぶん殴ってやりたいですが、あきらめず前を見ていこうと思います。

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