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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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泊りがけの研修から帰ってきました。
なんだかんだ言っても、自宅へ帰って腰を下ろしたらもうダメです。どっと疲れが出て何もする気がしませんでした。

こういう日に限って、義母に邪魔される事なく早い時間にお風呂へ入れる状況でしたが行く気になれず。日付が変わってから寝るというルーズさで、海外へ行ったわけでもないのに時差ぼけ中です。











わずかな間なのに手を入れない庭は草があちこちで勢力を増し、枝葉も心なしか一回り大きくなった気がします。これからの時期は一雨で雑草は大きくなるし、梅雨の合間の晴れ間は蒸し蒸しと暑くて私の最も苦手な季節です。

研修へ行ったからといって休みにはならず、今日も通常通り出勤しました。
ただ、マザオが家事をしてくれるのでその辺はものすごく楽です。

研修の帰りがけ、一緒に参加した皆が家族のご飯や翌日の朝食のことまで気にして買い物をしていました。その点、私は食事の支度を気にせずに済むので気楽なものです。

昔々、出掛ければ、その瞬間から帰る自分の姿を想像して動悸がするほどぞっとしたあの感覚はありません。

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一泊二日で研修があります。
楽しみで仕方ありません。

変ですよね。普通は会社の研修へ行くより家でのんびりしてた方がいいと思うのですが、大手を振って家を空けられることにワクワクしてしまいます。

私の場合、家でのんびりって感覚があまりないですから。
例えぐうたらしていても心のどこかでいつも義母の圧力を感じています。











昨夜のお湯はぬるめでした。
私が帰宅した時には、すでに義母の姿はなくさっさとお風呂に入って寝室へ退散していたようです。きっと、マザオが口うるさく諭して行ったんだと思います。

だって、深夜1時近くになってパチパチと電気のスイッチを入れる音が聞こえ、ドスドスと足音と共に台所からガッシャンガッシャン!
電気のスイッチを入れるだけでどうやったらあんな指鳴らしみたいな音出せるのか不思議です。

お風呂に入れないよりは騒音も方がまだマシですけどね。

店を畳んでから、私がマザオに訴える愚痴はずいぶん減りました。
お金のない苦労はこれから少しずつ減少していくはずですし、以前のことを思えば今は普通に生活ができることが天国のようです。

最大の難関は同居です。
これさえなければ幸せだって大手を振って言えそうな気がします。

お風呂のことだって一回、二回と我慢して、最初は遠慮気味に言ってみます。
「年をとると皮膚感覚が麻痺するって聞くけど、あんなに熱いお風呂大丈夫なの?」って。
「ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのがいいらしいよ。」とか。
こんなゆるい言い方ではマザオに伝わるわけもなく、笑って適当な返事でおしまいです。

これは序章ですからそのうち私の本音が出始めます。

ああ、面倒くさい!
なんで義母にこんなに気を使わなきゃいけないんだ!
ストレートに叫べたらどんなにすっきりすることでしょうか。
「熱すぎなんだよ!」
「こんなに熱くしたいなら遅い時間に入って追い炊きなんかすんな!」
「さっさと早い時間に入ってしまえ!」

どんなに気を使っても、所詮は義母の一挙手一投足までにケチをつけてるように思われるのですから嫁って本当に割に合わないと思ってしまいます。

めんどくさいのはお互い様としても、同居を望んだのはそっちですから!

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