大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
義母のいない生活の快適さがじわじわと湧き出て、気がつかないうちににやけてる時があります。
近々やってくる息子一家を迎え入れるために布団を干したりしながら、つくづく思いました。
歯を磨いたり顔を洗ったりしながら洗面所がない何十年もの日常を振り返ってます。
ずっとずっと思い悩んでた「どうしよう」「どうすれば?」から解放された喜びが時々ニンマリと顔を出してきます。
普段は今まで同様にボロキッチンで顔を洗って歯磨きしているのですけどね。
息子が結婚してお嫁さんを連れて帰省したら、どうする?どうする?どうする?
私を悩ませた義母の存在がクローズアップされて悶々とした日が遠く感じます。
願いが叶わず、義母が残るこの家で息子夫婦を迎える羽目になった惨めさ悔しさが嘘のように晴れやかな気持ちで迎え入れの準備をしています。
義母の影が残る不満がないといえば嘘になるかもしれませんが、不思議なことにこのボロキッチンの家が好きになりそうです。

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いよいよ息子がお嫁さんと初孫を連れて初のお泊まり帰省です。
広さはあっても築年数が経つこの家は義母が居たスペースがメインの間取りです。
片付けと掃除が一区切りついてもこびりついた汚れや傷から広がった剥がれなど隠しきれないボロさがあちこち目につきます。
マザオが日々がんばって準備をすすめています。
あらためて思うのですが、やはり主婦の仕事は果てしなく終わりがない分だけ外で働く方が楽だと思う今日この頃です。
ただのスーパーのパートだからかもしれませんね。
息子から、うちに来る前に義母のところへ寄って行くと連絡がありました。
正直、「えーまた?」と思った私です。
前回はコロナ禍の真っ只中だったこともあり駐車場で対面して終わりだったので今度はお部屋でと言っていたのです。
義母のところで過ごす時間がもったいないと思ってしまいました。
前回に話したように「息子たちの面倒なんて見てくれなかったのに!」と不満が募ります。
面倒は見てくれませんでしたが息子たちからしたら「やさしいバアバ」なのでしょうね。
悔しい気持ちが募りますが少しの我慢だと思って乗り切ります。

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