大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
いよいよ息子がお嫁さんと初孫を連れて初のお泊まり帰省です。
広さはあっても築年数が経つこの家は義母が居たスペースがメインの間取りです。
片付けと掃除が一区切りついてもこびりついた汚れや傷から広がった剥がれなど隠しきれないボロさがあちこち目につきます。
マザオが日々がんばって準備をすすめています。
あらためて思うのですが、やはり主婦の仕事は果てしなく終わりがない分だけ外で働く方が楽だと思う今日この頃です。
ただのスーパーのパートだからかもしれませんね。
息子から、うちに来る前に義母のところへ寄って行くと連絡がありました。
正直、「えーまた?」と思った私です。
前回はコロナ禍の真っ只中だったこともあり駐車場で対面して終わりだったので今度はお部屋でと言っていたのです。
義母のところで過ごす時間がもったいないと思ってしまいました。
前回に話したように「息子たちの面倒なんて見てくれなかったのに!」と不満が募ります。
面倒は見てくれませんでしたが息子たちからしたら「やさしいバアバ」なのでしょうね。
悔しい気持ちが募りますが少しの我慢だと思って乗り切ります。

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大人がほんの少し目を離した隙に小さな子が事故に遭ってしまう、ニュースを見ながらマザオが「子供って予測できない動きをするからなあ。」とつぶやきました。
私たちも孫を持つ身になって、あれも危ないこれも危ないと思ってしまいます。
自分たちが子育てしていた頃よりもっともっと臆病になってます。
ニュースを見ながらあの日のことを思い出してギリギリと歯ぎしりしています。
以前にも書いたかもしれませんが。
日も暮れかけたあの日、なにかの用事で店へ呼び出されました。
そんなに長い時間ではありません、用事をすませて急いで家に戻ると息子がいません。
テレビを見てる義母と小姑たちに聞きましたが
「知らなーい!」の一言で振り向くことさえしませんでした。
「知らないって,,家の中にいないんだけど」さすがに怒気を含んだ声で言ってみましたが、そのへんにいるんじゃない?とふざけた答えが返ってきました。
あてもなく外を走り回って家の周辺を探してみたけど見つかるわけもなく、辺りは真っ暗になってしまいました。普通の主婦が携帯電話など持っている時代ではありません。
とにかくマザオへ電話しようと玄関扉をあけた時に聞こえてきた馬鹿笑いに震えるほど怒りがこみあげてきたことははっきり覚えています。
受話器をとろうとした瞬間に電話が鳴りました。
マザオからでした。
息子は膝から血を流して大泣きしながら店まで歩いてたどり着いたようでした。
途中真っ暗な人気のないところや車の往来が激しいところもあって、幼い子供一人で歩いて来たなんて信じがたい道のりです。
無事だったから良かったものの事故に遭ってもおかしくない状況なのに馬鹿笑いしてテレビに釘付けだった義母と小姑たち!
今思い出しても腹が立ちすぎてどうかなりそうです。

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