忍者ブログ

大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

HOME • Admin • Write • Comment






干した布団眺めながら、差し込んだ日で暖かい床にごろんと大の字になってハッとしました。
この部屋で寝れば!

息子の使っていた部屋は掃出し窓から日光がさんさんと差し込んで晴れの日の昼間はとっても暖かいのです。

さっそく取り込んだ布団は南側の部屋へ。











マザオに告げると「十年も思いつかなかったね!」と。
十年以上ってなに?

息子の部屋が空いてから十年以上経っているけど、義母が居たじゃないですか。
息子が帰ってくるときに寝る部屋がないじゃないですか?

マザオにしてみれば空いてる部屋を自由に使うのになんの障害も感じないのでしょう。
でも私は違います。
義母が居たら何の自由もないし、なにをするにも気を使って疲れてしまうのです。

息をするのも気を使う
こんな気持ちは到底理解できないのでしょう。

にほんブログ村 家族ブログへ
  にほんブログ村
にほんブログ村 家族ブログ 舅・姑・小姑へ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他生活ブログ 貧乏・生活苦へ
にほんブログ村
PR






築三十年越えのこの古い家が大嫌いでした。
あらためて書く必要もないくらい苦しい思い出で埋め尽くされた大きなこの家。
最初はボロキッチンもない完全同居でした。

実父が亡くなった時に母から改装資金を出してもらい、小さな砦となったボロキッチン部屋。
いつか脱出したい
いつかこんな家ぶっ壊す
こんな家大嫌い!!

だったはずです。











次男夫婦が帰省して、ものすごく喜んでくれました。
「ゆっくり出来たからまた帰る」と。

帰省できなかった長男夫婦もあっちの部屋が使えるなら
「ゆっくりできるから今度帰る」

あちこち片付けたら胸くそ悪い思い出よりも使い勝手の良さに居心地の良さを感じてしまいます。
今までの気持ちと違って反旗をひるがえした気分です。
反骨精神で踏ん張ってきた自分がよくわからなくなってます。

義母がいた形跡が消えたらもっと居心地がよくなるのかしら?
わかりません。
「お父さんが建てた家」ことあるごとに言われたこの家が嫌いなはずなのに。

にほんブログ村 家族ブログへ
  にほんブログ村
にほんブログ村 家族ブログ 舅・姑・小姑へ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他生活ブログ 貧乏・生活苦へ
にほんブログ村
Copyright ©  -- 大きな家のボロキッチン --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]