大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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会社で健康診断がありました。
普通ありますよね。
でも私はもう何十年も受けていません。
会社であっても自営なので健康診断には費用がかかります。
儲かっていたと思われる頃の経理は小姑が掌握していたので、そんな補助を出してもらえるわけがありません。
年齢も若かったので今ほど検査項目もなかったでしょうが、とにかく健康診断なんて三十年近くやってないんです。
四十を過ぎても健康診断にかかるお金がもったいなくて、いいやいいやと思ってるうちに今に至ります。
あまりにも長い年月健康診断から遠ざかっていたので、周りの人達が言う数値なんてどのくらいが正常値なのかもチンプンカンプンです。
そんな中、義母は年金受給前から当たり前に毎年健康診断を受けていたという事実!
嫁の医療費は出せなくても自分には惜しげも無いんでしょうね。歯医者だって何十万使ったかってレベルです。
尿に糖が出てたとか高脂血症だとか騒いでいたことがあります。
そんだけ太ってれば出た方が良いでしょ..
義母は病気かと思うくらいの超自然派志向です。
なにかと話題になればすぐに飛びついて、オリーブオイルをケース買いしたこともあります。
確かに健康のためにはいいのでしょうが、使い方もよくわからないで太ったからだに油を流し込むのは滑稽です。
一時期は電磁波が悪いとか言って電子レンジを使わなくなったことすらありました。
IHの炊飯ジャーや携帯はためらいなく使っていたようでした。まったくもって不可思議なことを平気でする人なんです。
最近もヤクルトを取りはじめたり、近所を徘徊して健康増進に努めているようです。
いいんですけどね、勝手にやれば。
成果があがらないことをお祈りしています。
昔はそんなくだらない健康ウンチクを何時間も聞かされて話し相手になったがために家政婦業に支障が出たりしましたが、ボロキッチンが出来てからはスッパリおさらばさせてもらいました。
あ、前記事のみそ汁事件はマザオと義父の進言で改装終了と同時にボロキッチンに移行することができました。
ただし、晩ご飯はなぜか私が作ることになりました。(これについてはまた書きます。)
こんなにストレスに晒されて、こき使われて、ボロボロの身体でもなんだか健康みたいです。(笑)
店をやっていた頃より格段に生活環境が改善しましたしね。
でも私が普通の暮らしに近づいて楽になったということは、
年金で水や食べ物に糸目をつけない義母は、もっと健康になるのでしょうか!?
ああー!!

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妙にいきり立って、私の作るみそ汁や私の起床時間に文句をつらねた義母でした。
いよいよキッチンが別になるのが目前に迫り、簡易二世帯へ改装したことを大後悔してたのでしょうね。だって、全部、自分がやらなければいけなくなりますから。
小姑(娘)のお弁当も、家業の形態のため生活時間がずれている義父(夫)の食事の支度も、洗濯も、それに台所の掃除だってこれからは自分でやらなくてはなりません。
それとも、私の手がなくなるがゆえに煽りをくらうであろう小姑が義母に入れ知恵をしたのかもしれませんが。
もうすぐ完成というときになって、光熱費がどうの、私の起床時間がどうの、イチャモンとしか思えないような言いがかりでした。
ある日、夕飯を食べていたら突然に降って湧いた攻撃に何の用意も無かった私はオロオロとうろたえるだけで何も反論出来ませんでした。
義母の剣幕にもビビって縮み上がってしまったのです。
その時は義母の判断が出るまでは「使わせない!」の宣誓で幕を閉じました。
ふざけんな!
ボロキッチンを作る資金は全て私の実家が出したのに!
だいたい、みそ汁毎日作ってたし!
後年、結婚した小姑が「みそ汁なんか作らない」と話すのをニコニコ笑顔で「若い人はそうよねえ。」と私に同意を求めてきた義母。
おまえみたいのを厚顔無恥って言うんだよ!!

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