大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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ボロキッチンでの小競り合いで思い出しました。
「みそ汁を飲まないなら許さないよ!」
台所戦争は山ほどあるのですが、なぜかみそ汁の件だけはふとした拍子に思い出すことが多いのです。
義家はみそ汁の具材にあれこれ注文をつけるわりに片寄った具材しか使いませんでした。
例えば、私はなめこのみそ汁が大好きなのですが、義母に初めてナメコのみそ汁を出した時に「腐ってる?」と言われたんです。
腐ってる、塩で洗ってない、
不思議な語録が並んだことを思い出します。
茄子のみそ汁を作ったときも色が悪いと難癖をつけられました。みそ汁にキャベツはおかしいとか。
おかしいのはオマエらだと思いましたが。
義家との確執の末、ボロキッチンを作ることとなりいよいよ完成が目前に迫ったある日でした。
義母が突然言い放ったのです。
「ずっと生活ぶりを見てたけど、みそ汁も作れない人に健康管理は任せられない。」
「だらしなさすぎて主婦失格」
「台所を別にするのは早過ぎる、完成しても使わせない!」
すべてに反論あり!でした。
恐怖と絶望で目の前が真っ暗になりました。

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続きです。
遅くなってすみません。
昨日は帰宅してすぐにブログに怒りをぶちまけようと意気込んでたのに、私の想定外の怒りようにビビったのか、はたまた、それもそうだと納得したのか、ご機嫌取りに徹されて少々怒りも鎮火ぎみで出社したのでした。
帰宅後、ご機嫌伺いのデザート付きの夕食を食べたら、こたつでうたた寝してしまい気がついたら日付が変わっていました。
こんなに引き延ばす結果になってしまって、くだらない話なのに申し訳ないです。
では、本題です。
事の発端は、私の細かい小言から始まりました。
私が会社へ持って行くお弁当はマザオが作ってくれています。
今現在の私は、ほぼ100%の炊事から遠ざかっているといっていいと思います。
ですけど、ボロくて小さなこのキッチンを放り出したわけではありません。
ここは私の戦友といってもいいくらい苦労を共にしたボロキッチンなんです。
キッチンの主役がマザオへバトンタッチした時にレイアウトは自由に変えていいと言ったのは私ですが。
でも、洗い上がった食器を拭く布巾になんやら茶色の汚れが点在しています。コンロ周りに油が飛び散った痕跡があったり、お箸やスプーンの引き出しは種別に仕切って収納していたのにぐちゃぐちゃになってます。
前々から言いたけど我慢して言わずにいることがポツポツあるのです。
昨日の朝はそんな些細なひとつに注文をつけました。
「これはここに置かないでよ。」
マザオは、「そうするつもりだったけど、ちょっとそこへ置いたら忘れちゃった。」と言いました。
は?言い訳じゃん!
かちんときたけど黙っていました。
私が何も答えないのを宣戦布告と受け取ったのか、マザオは小声だけどはっきりと「うるせえな」と言いました。
ここからは言わずもがなです。
ボロキッチンのなかった完全同居で家政婦時代のあれやこれまで並べ立てて、まくし立てました。
わずか五分、いや三分掛かったでしょうか。
マザオ降参でした。
あったりまえだ!
義母のやってきたことは絶対許さない。
結局、義母への怒りに行き着く私なのでした。

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