大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
遠縁とはいえ、もし施設側の言われるがままにあちらでしたのなら参列することもなかったであろうおばあさんの葬儀。
突然降って湧いた葬式、それはもう大変でした。
当時は隣保の方が手伝いに来てくれることもあり、自宅はいろんな人が出入りし、ありとあらゆるところが開けられ、それ湯飲みの数が足りない、座布団がない...
茶菓の買い出しも当然、私が行きました。
どんなお菓子をどのくらい買って良いのやら、判断が難しかったのを覚えています。
どうせケチをつけられるに決まってるのにね。
妊婦だから何?そんな感じでしょうか。
隣保の方と一緒になってお給仕係りをするのですが、皆さん口を揃えて「ここは任せて」「座ってなさいな」と気遣っていただくのですが、それが却って私の居場所をなくしたのでした。
この時、すでに実父は余命宣告を受けて入院中で実家の家計は逼迫していました。
ですが、娘の嫁ぎ先の自宅で葬儀が執り行われるというのですから知らぬ存ぜぬでは済まされません。
実母が香典を持って参列したのでした。
今思い出してもなんで自宅で見知らぬおばあさんの葬儀をやらなきゃいけなかったのか、理解できません。
引っ越して数年で葬儀を出して隣保の方のお手伝い...
皆さん、口には出しませんけど、香典にお手伝いのために奔走したことを率先してやりたい人などいないと思います。
まして、「誰?」の人のお葬式なのだから。
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