大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
家政婦で接待係だった頃、かつてのお祭りなんて大嫌いでした。
盆暮れ正月同様に苦々しい思い出ばかりです。
それでも息子達にとっては地域のお祭りであり、法被を着て祭りへ繰り出します。
まだ幼いうちは当然ながら親が付き添わねばならないし、子ども会やPTAの役員の年回りもあって子ども神輿について一緒に練り歩むかねばなりません。
家には来客、帰れば片付け、翌日は朝から日常の「家事」と「店」が待ってました。
それぞれが思い思いに人を呼ぶのですごい人数です。
食事の支度だけでなく、つまみやデザートまで、買出しだけでも一苦労。
お盆や正月と違って親戚縁者だけでなく友人知人が来ることに加え、決まった時間で終わらずに夕方から深夜まで延々と人の出入りがあるのでずっと台所に立ちっぱなしです。
義母と小姑、私を含めてホスト側に四人の女手があっても誰も手伝いません。
以前は小姑が一緒に台所に立ってくれていましたが、嫁に行ってからは義母の「実家に来てまで」の発言で座ったきりになりました。
口出しだけはいっちょまえでしたけどね。
手伝ってくれた時代も駒のように使われ、手伝いなのか監督なのか、それはそれで疲れました。
レタスの水切りの仕方一つで口うるさいこと!
小姑センスでは祭りにサンドイッチが必須だそうで、食パンに塗るバターやマヨネーズの量まで。
揚げ物なんて大皿に盛ってドンと出せば良いと思うのですが、小姑は一人いくつと計算してエビフライなら何本、串揚げは何本ときっちり数を支持しました。
突然にふらっと来る人もいたり、それぞれの好みで必ずしも食べるとは限らないのに。
ボロキッチンができてからも、行事の時のこういった体制は変わりませんでした。
ところが息子の発言で大きく変わることになります。
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この記事へのコメント
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世のため人のため発言?
博愛主義者?
至上の善人?
うちの義母の自己診断はこんなところではないでしょうか。
ちゃんちゃらおかしいです。
いい加減も大概にしろ!と言ってやりたいです。
若い時は怖くて、今は糠に釘だから、本当に嫌いになると関わりたくないということが、この歳になってわかりました。
本当に、自分のためにも笑顔で楽しく前向きにいきたいですよね!^^