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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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「冷たい人」で思い出しました。
小姑の再婚話が持ち上がった時、結婚式をどうしようかという話になったようです。

この手の話に私は加わらないようにするのが常でしたが、時々、強制的に義母によって巻き込まれるのです。この時もそうでした。

義父と義母の意見の食い違い、小姑ともかみ合わない話だったような記憶です。
そんな中、家事中の私に声が掛かりました。











「どう思う?」
あちらを立てればこちらは?
下手な答えは出せません。

私はいつものように愛想笑いの作り顔で曖昧な返事をしたんだと思います。
義母の執拗な「どっち?」に答えようがありません。
どっちに転んでも気に入らなければ機嫌を損ねるに決まってます。

はっきりしない私に義母は言い放ちました。
「冷たい人!」

心がないから自分のこと以外は真剣に考えられない
義母から言わせるとそんな理屈になるらしいです。
困ったり悩んでいる人がいたら手を差し伸べるのが普通だと。
再婚の小姑の結婚式をどうこうの話に、そんな屁理屈をぶつける義母...

カチンと来ました。
私にしては珍しく、そこではっきりと言い放ったのです。
当事者が決めればいいのでは?外野がとやかく言うことでもないと思う、そんな感じのことを言ったと思います。


この話のずっとずっと前、まだ結婚したてだった新婚時代にマザオと私はコンサートへ行きました。
高速道路を使って二時間くらいの県外でした。
帰り道はものすごい渋滞で遅々として進まず、どうにもならないので一泊して朝に帰ろうとしたのです。

泊まってく、連絡を入れたマザオに「そんなふしだらなことは許さない」、義母の金切り声が聞こえてきました。結婚した夫婦が帰りが遅くなるから泊まるってことがふしだら?

「うちには小さい子もいるからけじめのないことをされるのは困る」とも言ってました。
小さい子?
まだ若い小姑のことだったようです。

私がふしだらで、小姑が小さいなら、
小姑の再婚はふしだらではないのか、私の息子たちは正真正銘小さい子!
あの時、急に何十年も前のあの理不尽な扱いを思い出したのです。
だから、珍しく自分の意見を言ったのに、今度は「冷たい人」になってしまいました。

今となっては義母の戯言など気にもしてませんが、いつかきっと倍返ししてやりたいと常々思っているのです。

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