大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
昨日、ブログを書いていて昔のアレコレを思い出しました。
義母は料理上手とは言えないと思います。
結婚した当初、まだ台所はひとつで、そこへ二人の主婦が一緒に立つことになりました。
すべてが私の肩にかかるまでそんなに時間はかからなかったけど、ベテラン主婦の義母と嫁に来たばかりの新米主婦の私とが一緒に料理した期間がありました。
新米主婦の私でさえ、首を傾げることが少なくなかった義母の腕前をちょっぴり披露します。
それこそ最初は、義母が「先生」です。
カレーやおでんなどのありふれたメニューも「うちではこうして..」などと秘伝の技を伝授するかのように説明してくれました。
「おでんにしよう」と決まり、台所に立ちました。
義母が言った衝撃の一言が忘れられません。
「味が移らないように一種類ずつ煮るの。」
ビックリ呆然した私は気持ちを表に出すことなく静かに頷いたんだと思います。
そんな私にはおかまいなく、義母は鍋に水を注ぎ火にかけました。
聞いたことねえー!!
おでんを種別に煮る?
しかも出し汁じゃない、水で!!!
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
PR
この記事へのコメント
うわ~
絶句ですね。。。
でも、料理オンチなところまで似てるかもしれません。
ウチの義母も自慢げに解説しながら作った料理が大失敗!ってことが少なからずあったので
かなり最初の頃に「この人料理ダメなんだな」と悟りました。
料理だけじゃなく家事全般がダメなんですけどね。
最初は私も素直な嫁だったので義母と並んで台所に立っていた時期がありました。
短かったですけどね。
あー、最初の頃の素直な嫁だった自分に言ってやりたいです。
義母の言うことなんか聞くな!わが道を行け!って
理不尽な環境を受け入れていた自分が、情けないやら不憫やら・・・
これから巻き返すしかないですね。
Re:うわ~
料理オンチ、そこまで似ているとはやはりどこかでつながりが?(笑)
ヘンテコレシピはまだまだあるのですが、一度にたくさん披露すると奇怪過ぎて身元がバレそうなくらいなんです。だって、おでんって玉子が人気じゃないですか?義母のはただのゆで卵!今コメント書いていて自分で笑ってます。
ほんと、私たち世代って不憫です!
こんな状況に素直に頷いてたのですからね。その分、これからはノーをきぱり突きつけてやりましょうよ!^^
水炊きですか?
色々な具からでる味が出汁の味と混じってしみて美味しいんですよね。
コンビニでも種類別になってるけど一つの鍋で煮てあるのに。
いつもながら唖然です。
うーさんはよく耐えてこられたと思います。
私はもうすぐ夫の一周忌で義兄や小姑から色々と口を出され裏で陰口を言われウンザリです。
反撃するうーさんに力をもらっています。
Re:水炊きですか?
そうでしょうー!
コンビニ行って見て来い!今なら言ってやりたいですが、残念ながら当時は家の近くにコンビニがありませんでした。
というか、おでんの玉子は真っ白で義母の作る卵焼きはなぜか真っ茶色の不思議。
おかしな料理の宝庫でしたけど、じっと我慢の嫁してました。でも、言わなきゃわからないんですね、察するとか思いやるって事を知らない連中です。
ご主人様の一周忌、さぞかし心労も重なるかと思いますが口だけ出す奴らに負けないでくださいね。陰ながら応援しています。
無題
私の義母は料理は下手ではないんですが、上手でもありません。私も同じ程度です。
なのに、ベテランぶり満載で教える口調にうんざりしていました。私も弱かったので、何でも言うことは聞いてましたね・・・あの頃は。
ほんとに台所に女二人は要らないとはよく言ったものです。
Re:無題
料亭でもなかろうに「我が家の味」なんてどの程度ご主人が望んでいるのでしょうね。
台所に女がふたりいるとろくなことがありません。
互いが作ったものに家族が美味しいといえば火種になる不可思議な世界が出来上がります。
かといって、全部押し付けられるのも腹立たしいんですよね。^^