大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
今でこそ、人前式っていうんですか、式に参加した人たちが証人になる形式にとらわれない結婚式を望む方も多いみたいですね。
ガーデンウェディングとか、レストランウェディングなんていうのも、かつては聞き慣れない形式でした。あったのかもしれないけど、私が住んでる地方で結婚式といえばホテルや式場が主流の時代だったんです。
あまりにも屈辱的だったんで思い出したくない結婚式です。
あまり人に話したこともないし、写真を見返すようなこともありません。
この歳になれば、結婚式の話なんて我がこととは関係ない感じなんですけどね。
ここには、全国区ではありませんが比較的有名で大きな神社があります。
結婚式はこの神社で完全和風の古式豊かな形式でやりたい、若い私はずっとそう思ってました。
義母の鶴の一声ですね、「神様が違うからその神社でお式は挙げられらない。」
一生に一度の晴れやかな主役の座はこの一言で崩れ去りました。
同居に誘導された時点から、もっともっと私自身が考えなければいけなかったのかもしれません。
心の片隅にちらりとかすめた「結婚するのやめた方が..」
当時の私には後戻りなど出来ませんでした。
式場はマザオの家でした。
今の家でなくマザオが幼少の頃に建てた普通の昭和チックな家。
義父が神主ごときを務め、途中で義母が素っ頓狂な声を上げながら祝詞?を
あー、思い出したくもない!!
その後、料亭へ移動し、時代劇に出てくるような披露宴もどきを執り行いました。
私は結構大きな会社を寿退社したわけですが、慣習にならって上司や同僚を結婚式へ呼ぶことも出来ませんでした。
新郎側が自営業で呼ぶ人がいないから。
引き出物も何もかもが思い出したくない結婚式でしたが、打ち掛けだけは知人のおかげでとても素敵なものを借りることができました。
でも、この三十年間、写真を出して見たことも、親族以外に見せたことも、むろん飾ったこともありません。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
PR
この記事へのコメント
無題
笑い事じゃないですね。
Re:無題
どんな場面を想像しましたかー?
私はブラウニーさんのコメントを読んで、野際陽子さん演じる姑が頭に浮かびました。
今の私なら腹を抱えて笑い狂って恥を掻かせてあげられたのに、もったいない場面を逃したのかも。^^
無題
うーさんと私は同世代ですが、私ではなく、私の母の苦労とドンピシャ!母と語りあっていただきたいといつも思います。
その母。私が成人する頃には、立派な女帝として君臨してましたよ~。
負けるな うーさん!!
Re:無題
ネコさんのお母様とお話ができたら大いに盛り上がるでしょうねー!
私の息子はとっくに成人してますけど、まだ女帝として君臨できそうにありません。
え?君臨しつつある!?
負けません、お風呂に自由に入れるまでは!(笑)
胸が辛くなります
Re:胸が辛くなります
家ありき!
まさに商売と結婚したんでしょうかね。店、店店、まずは店ありきでした。
もちろん家政婦業をこなした上で。
お客さんに「お宅の子」と話題を振られると、内孫の息子たちでなく小姑らの外孫の話を持ち出す義母です。義母にとって、うちの子とは嫁の子ではなく娘の子、そういう人ですから。
時代遅れもなにも、すべてにおいて常識はずれ!私はそう思ってるんですよー。^^
いろいろとありがとうございます。
無題
Re:無題
はい、その通りです。
だからなんですか?
無題
良識ある人間がいつも尻ぬぐいというか何というか。
地獄に堕ちろと思ってしまいます。
うーさん、ババァは先に逝くので、それまでの辛抱です!!
Re:無題
お返事が大変遅くなってしまい申し訳ありません。
世の中には理不尽なことがたくさんありますけど、同居って本当にその極みのような環境です。
ゆっくりくつろげるはずの自宅が地獄なんですから。
そうですねー、先に逝ってもらわないと困ります。
でも、明らかにババアの方が元気な気がするんですけど。
頑張らねばなりませんね。(笑)