大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
昨日の続きです。
滞納が続けば自宅も失ってしまうわけで、私は打開策を求めて銀行へ相談へ行きました。
銀行からは、しばらく様子を見るしかないと暗に滞納を続けることを聞いただけでした。義母はそれをものすごく嫌がって、息子の学資保険を解約することになりました。
私にはそれしかお金を用意する術が見つけられませんでした。
「お父さんが建てた家」そのローンを滞納することは泥棒だという義母の発想がわかりませんでした。だったら、自分でお金を用意しろ!って話なんですけど。
沈んでばかりではいられません。もがきながら浮上してやっと息継ぎをして、難局に一区切りついたのは義父の命が潰えた時でした。
貯金のかけらもない義父母でしたが、保険があったおかげで葬儀を終えても幾ばくかの現金が残りました。
義母の意見は、マザオと私は不動産を継ぐのだから現金はすべて小姑らに、というものでした。
不動産とは自宅と店です。他には何もありません。
この時、多額の借金とともに築年数の経った自宅と老築化で固定資産税のかからない店が名実ともにマザオのものとなりました。
義母の葬式代くらい取っておきたい!
先々のことも考えてもらいたい、私の気持ちなど察することなく我が家の現金は無くなりました。
自転車操業の修繕しなければならないところだらけの店と借金...
ボロキッチン部屋しか使えない義母が占拠する同居の家...
全部要らない!!
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