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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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文句を言いつつもやらなければ、雑草だらけになり最後は私が泣きを見るパターンの庭仕事。
今回は私の大噴火もあって、マザオは普段以上に奮闘し腰を痛めるという体たらくです。

それでもなんとか不機嫌な私を鎮めようとあれこれ気を使ってもらえるのはありがたいものです。
まあ、そうでなければ今日まで夫婦でいられたか分かりませんけどね。

店があった頃は、帰宅は深夜で休みも何かしらで店へ出向き家のことなど手伝ってもらえませんでした。

世の旦那様の、芝刈り担当だとか、風呂掃除はやってくれるだとか、まったく無縁の母子家庭のような家でした。











母子家庭なら食事の支度は母と子の分でいいのですが、
現実は義父母に小姑と、今時珍しい大家族でした。
大人だけで六人もいるのですから、アジの干物など三回もグリルで焼くのです。

洗濯だって何回もまわして、竿がしなる程たくさん干して、乾いた洗濯物がこんもり山になった前に座って延々と畳み続けるのです。
何をとっても大容量の家事の合間を縫って、床のワックスがけや風呂場のカビ取り、芝刈りに...さらに店の手伝いまで!
思い出すだけで動悸がするような生活でした。

こんな毎日でしたから子供はほったらかし、小さな頃はおんぶしっぱなしでした。

「外遊びが大好きだから毎日公園通いして疲れる」
近所のママ友からこのセリフを聞いた時の衝撃が忘れられません。

毎日?わざわざ公園へ行って遊ばせるの?
バカな私はとても驚き、子育てってそういうものなの?と頭の中が疑問符でいっぱいになったのです。

育児とか子育てについて悩んだり考えたりする暇がなかったのです。
毎日、やらなければいけないことに追われ必死になって子供のことは後回しでした。
後回しなんて感覚もありませんでした。

文字通り、髪を振り乱して家事に勤しんだ...
まさしく住み込みの家政婦さながらでした。

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