大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
請求書や督促状の来ない日はなく、支払いのことで頭はいっぱいでした。
商売屋の仕入れは、現金払いのケースは少なくて伝票の受け渡しで月ごとにまとめて支払うのです。
請求書が来てから月末か翌月か、それぞれにパターンがあり、休業したからといって支払いがなくなるわけではありません。翌々月までそれまで仕入れたものの支払いがあるのです。
それに会社の維持費が付いてまわります。
保険、通信費、組合費、設備投資した際のローン、会計士さんへの支払い、それに光熱費も契約してる限りゼロにはなりません。
サラリーマン家庭に育った私には金額の単位も違う大きなお金がぐるぐる回っているところに亀裂が入ればひとたまりもないのです。
ついに、絶対に守ると決めていた息子の学資保険を解約することになりました。
どうにもならなかったのです。
その時はその時、教育ローンで借りればいいと自分に言い聞かせました。
私にとって大切な大金、学資保険の解約金は一瞬でなくなってしまいました。
あれもこれも払うところだらけだったのです。
数年前に全面改修した店のリフォームのローンが痛すぎました。住宅ローンも終わっておらず、双方合わせたら目眩がしそうな金額でしたから。
焼け石に水
実家のピンチを援護する大金を差し出したのは事務員をしていた小姑です。
定期預金の証書を見て驚きました。
学資保険の三倍の金額が印字されていたのです。
なぜこんな大金が...
事務員時代からの貯金と義父の年金を貯めて定期にしたというのです。
義父の年金手帳を預かるといって娘(小姑)が管理していたらしいのです。後から聞いた話では取り上げられたと言ってましたが。
ちなみに義母の年金は本人が自由に使っていたようです。
それだけでも二人の小遣いとして十分だろう、義父の年金まで義母が使い果たさないように預かっていたというのが小姑の言い分でした。
結果、助かったわけですが、元々は店のお金が大半...
なぜお礼を言わなければいけないの?
なぜドヤ顔されなければいけないの?
お金をめぐった問題はどんどん出てきました。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
PR