大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
「暑さ寒さも彼岸まで」
確かに昔はそうでした。
お盆が過ぎたら秋の始まり、海水浴もクラゲが出るから行かない方が良いとか言われました。
二十日は決まって登校日で夏休みが終わる寂しさを感じたものです。
そんな感覚はすっかり忘れていたのに、脳裏に蘇ってきました。
マザオが愚痴ってるからです。
この暑さの中、義母の送り迎えやお盆のあれこれや容赦無く伸びる雑草の処理に悲鳴をあげてます。
そうでしょう!大変でしょう!
でも、私はもっと大変だった、もっともっと!
子育て中なのに義父母の食事の支度だって手を抜けなかった。
来客もあって座る暇もなかった。
「今日は忙しいから惣菜買うね。」
こんなこと許されませんでした。
小姑が義両親を墓参りに連れてかなければいけないと嘆いているとか。
それくらい、やってあげなさいよ!
あの頃、偉そうに言ったこと思い出せ!

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良いお天気でした。
布団を干したいところですが出かけなければならない用事があったために断念、
やるやる詐欺で溜め込んだ所用を一気に終えてきました。
それぞれはさほど時間のかかるものではないですが、何箇所も回って帰路に着く頃には夕方五時を回って渋滞にはまってしまいました。
遠い遠い昔、幼稚園のお友達の家で遊ぶ息子を迎えに行って渋滞にはまり、家路を急ぐあまり脇道へ入ってとんでもない目に遭った過去を思い出しました。
この家に帰りたくないと、いつも遠回りをしたり同じ道をぐるぐる回り続けることもあったのに
帰宅が遅くなるからと焦るなんて支離滅裂ですが。
なぜ突然そんなことを思い出したのかわからないけれど、渋滞にはまって西日の厳しかった風景が似ていたのかもしれません。
もう焦る必要もないし、慌てたり、心拍が踊ることもありません。
ボロキッチンが出来てからも、子供たちが巣立って家事の時間に縛られることが減っても、家に義母がいる限り落ち着くことは出来ませんでした。
玄関前で、いつも、このまま再び出かけたいと思っていた私が、
早く帰ってゆっくりしたいと思うようになりました。

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