大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
義母の古くからの知人で長いお付き合いの人がいます。
年は私とそう変わらず、遠方からお嫁に来て随分と苦労された人です。
この方、早くにご主人を亡くされ、同居中だった姑から義弟と再婚させられそうになって婚家を逃げ出したのでした。問題が山積していたのですが、その時に何かと手助けしたのが義母でした。
義兄弟と再婚させられる!こんなドラマのような話が、この現代に実際にあることが衝撃的だったのを覚えています。
詳しいことは知りませんが、とにかく婚家を飛び出して独立したのでした。
結婚してから封印していた士業に復帰して生計を立て、まさに女手一つで家までも建てたすごい人なのですが、婚家を出るまでの義母の恩を忘れずにいてくれます。
義母ってば、よそのお嫁さんには随分物分りが良いようで...
年が近く、同居の苦労も分かり合えるので話が合います。
ただ、うちの義母への思いが違いすぎて、そこがいつもわだかまりになるのです。
会えば、「おかあさん元気?」とか「おかあさん、風邪治った?」とか聞かれます。
冷戦前の普通の家族面を装ってる頃なら、心の内はともかくとして、普通に会話が成り立ったのですけど、今は言葉に詰まります。
会ってないし!
風邪で寝込んでるみたいだけど知らないし!
何も知らない人に、さすがの私もこんな返事できなくて言葉を濁すばかりです。
それが今日、
息子の結婚のこと、私の仕事のこと、話題に上がりました。
マザオから義母へ、そして義母がペラペラとおしゃべりしたのでしょう。話題になって困ることでもなければ、内緒にしなくてはいけないことでもないけど、私の心はささくれ立ちました。
義母に対して、あんたに関係ないだろ!余分なことペラペラ勝手にしゃべるんじゃねえ!そんな怒りがふつふつと湧き出てきました。
私の気配をなんとなく察したのかもしれません。
少し痩せたんじゃない?と言われました。それを義母へも言ったらしいのです。
「おかあさん、「苦労してるからね」って言ってたよ。」
この言葉が怒りの上乗せをしたことに気づいたでしょうか。
誰が苦労させてんだ!!って...
外では良い姑を演じる義母に余計イライラします。
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この記事へのコメント
無題
自分でしないといけなくて〜息子達は忙しくて迷惑かけられないからって、案に親をほって置く息子夫婦と言われてるのと同じです。
愚痴を吐き出す事は大事な事だと思います
吐き出す事で客観的に自分を見る事ができます
こんな事くらいでイラつくなんてと自分でも分かっていて吐き出します、そして心を軽くし強くなれるんです。
内情を知らない人は忘れて気持ちを切り替えてと言います、そのレベルでは無いのに、自分が壊れてしまうのに。
「戦禍に逃げ惑う人のことをお思えば、どんな苦労も我慢できる」と言って人は食べる事を我慢できるでしょうか?
人はその人の世界で生きているのです、その人の苦しみはリアルに苦しいのです、吐き出して強くなって前に進もうとする事が大事だと思います。
最近夫は姑に情報を漏らしません、やっと姑の異常さを理解してくれました。
Re:無題
お返事が遅くなりごめんなさい。
家の中では主導権を握って離さないくせに、外では「若い人たちが」「若い人たちに」とまるで従順な年寄りのような演技派にうんざりします。
そうなんです、気持ちを切り替えてみたいな理想論を投げかけられても無理なものは無理なんですよね。
他人と違って一緒に生活してるので逃げ場もありません。
なんで別居しないのかという質問には悲しくなるばかりです。だってできるものならとっくにしてますから。個々の事情は簡単ではありません。
でも、打開してみせる!このブログで私は強くなれた気がしてます。
みなさんが頷いて、愚痴を聞いてくださり、背中を押してくれたから。^^
無題
Re:無題
わざわざ訂正をありがとうございます。^^