大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
マザオをしげしげと眺めてから「年取ったわねえ」の言葉を浴びせられたとマザオが言いました。
今に始まったことではないけど。
私はボロキッチンのドアを挟んで漏れ聞こえてくるその会話を苦々しい思いで聞いていました。
ここまでならなんてことない会話も...
「私の方が長生きしそうじゃないの」
大いに笑う義母の冗談が冗談に聞こえない私でした。
そんな空恐ろしいこと!!
マザオが先に逝って、義母と私二人残されるなんて。
絶望的な状況です。
考えたくもありません。
だけど、悔しいけど、その可能性がないとは言い切れません。
人の未来なんて誰もわからないのですから。
世の中には義親と生活を共にするお嫁さんもいらっしゃいます。
どんな気持ちで毎日を過ごされているのでしょうか。
婚姻関係終了届けなるものがあると書いたことがありますが、それとて大変なことは目に見えてます。小姑が黙ってないでしょう。
気持ちの上では、口は出させない!、私の人生は私が決める!、文句があるなら自分の親くらい引き取って面倒見ればいい、この家で二人暮らすなんて無理、いろんな思いがわき出て、黙っていないと息巻いく自分を想像できます。
実際はどうでしょうか。
やっぱり怖い。
雑多な面倒事も大きな家の中の片付けも誰がやるのかって、私ですか?
嫌です。
順番はともかく、いつかは大片付けをしなければならないのですけどね。
考えただけで気が重いです。
それにしても、いけしゃあしゃあと息子より長生きしそうだとのたまう義母にゾッとします。
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