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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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今日、子供から夏期休暇に帰省するつもりだったけど無理かもしれないと連絡が入りました。
先輩や同期の方達といろいろと計画があるようです。

休暇の後半に帰るかもしれないけど分からない、そんな電話でした。

こっちへ帰ってきても田舎ですから特にすることもなく、中学高校時代の友達だって都合がつくかどうか。

自分がカゴの鳥になり、這いつくばって床にワックスをかけてた頃の年齢になった子供たち。
自由に楽しい青春を満喫して欲しい。

そう思うんですけど、やっぱり寂しいかな。^^;
なんだかんだ言っても、一緒にいれば楽しいんです。

昔は、毎日のように怒ってばかりいて、早く大きくなって出てって!なんて思ってたりしたんですけどね。勝手な母親です。








今夜は片方の足が痺れ出して、その範囲がじわじわと広がってます。
早く横になって足を休めないともっとひどくなる、わかっていてもなかなか出来ません、で、パソコンを開けてしまいました。

若い頃は徹夜してでも課せられた家事はこなさないといけませんでした。それを思えば、今は楽なものです。それでも身体がついていかない・・・

食事ひとつとっても若い頃と今では好みも随分と変わりました。

自分では変わっていないつもりでも・・・変わって来てるんです。
若い頃には、50代60代の方の訃報で周囲の大人が「まだ若いのに・・・」と話してるのを聞いて、密かに「そうかな?若い?」なんて思ってた私自身が50代ですもんね。

今死んだら、それこそ、死んでも死に切れません。(笑)
人生謳歌することなく、苦労の連続だけで終るなんて悲し過ぎる・・・そう思う私です。
一時は死んだ方がマシなんて思った事もありましたっけ。



「子供達とは絶対同居なんかしない」

常々、宣言してる私です。

そして、大学進学のために我が家を離れる子供達を笑顔で送り出しました。
周囲の人は「さみしくない?」「就職は地元でしょ?」と言うにつけ、どうしてみんな子供にしがみつくんだろう?などと思ってました。

マザオにしがみつく義母の影響が強過ぎたんでしょうか。
子供がふたりとも地元を離れて就職した時、商売仲間は口々に「店どうするんだ?」ばっかりでした。



ぶっ潰すに決まってんじゃん!


跡を継がせていい事なんかあるの?


でも、最近は、


子供たちになかなか会えない現実を

淋しいなと思う自分がいて


我ながら、戸惑ってます。

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いつのことだったか、子供が小学生の頃だったか?
昔の話です。


どこでどんな話を聞き及んだのか・・・。

「ぼくのお墓はどうするの?」
唐突に、こんなことを聞いて来た次男。

よくよく聞いてみると、長男である兄は先祖代々のお墓があるけど、自分は行く先どうなるんだ?と。


突拍子もない質問に面食らいながらも、大人になって独立したら自分の好きな場所に好きなようにお墓を建てればいいというようなことを話しました。


「えー、お兄ちゃんはお墓があるのに、僕は自分で買うの?」
「じゃ、お墓、買ってよ。」









先祖とお墓をこよなく愛する義母になにか吹き込まれたかしら?

そんな詮索をしてしまうくらい、子供らしからぬ変なことを言い出した次男。
今ある先祖代々のお墓に入らなくてもよい、どこへ行こうが誰も咎める事のない自由な立ち位置の「次男」。

生まれながらにして将来の自由を勝ち取って出てきた存在なのに、なにゆえ我が家のお墓にこだわるのか、私にはまったく理解できませんでした。

今時、男も女もないジェンダーフリーが声高に叫ばれる世の中で「長男、次男」「家」などと古めかしい時代錯誤なことを言ってることは百も承知です。次男でありながら家を継いでいる方もいるでしょうし、養子という形でお婿さんを迎えてる女性もいるでしょう。

でも、「長男の嫁」は間違いなく存在するのです。なので、やっぱり次男という響きは羨望のまなざしを向けてしまいます。


「家」というややこしい存在をまだ理解しているとも思えぬ次男に説明したところで始まらないと思った私は言いました。

「新品で誰もいないんだよ。どこでもいいんだよ、お母さんもそっちがいいな!」

予想外の答えが返ってきました。
「お母さんはだめ!未来の奥さんとふたりでいっぱいだから。」

あー、そうですか。(ー ー;)
未来のお嫁さんにはとっても頼もしい言葉でしょうが、私はこんなたわいのない会話でもグサリと胸に突き刺さるものがありました。

よく耳にする「義父母と一緒のお墓になんか入りたくない」
私も同じです。
「海にでも散骨して」と冗談めかして言ったら、「法律で禁止されてる」と真顔で返してきたマザオ・・・ 喰えない男です・・・。

今はロッカー式のお墓もあるみたいですね、永代供養付きとかで。
自分専用にひとつ欲しいわー。
お金ないから買えないけど。


「お兄ちゃんはお墓があるのに、ぼくは自分で買うの?」
「ずるい!」

次男と私の話を聞いていたのかいないのか、素知らぬふりをしていた長男。


「あのお墓?」

「要らないからやるよ!」

「だったら僕も要らない!」と次男


どうしましょ?


お義母さんの宝物のお墓、


みんな、要らないみたいです。(爆笑)


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