大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
身体の疲れは仕方がないというか、この年齢でフルタイムの立ち仕事だからある程度は覚悟の上です。慣れもあるし、主婦としての仕事は皆よりは少ないのだから...
ですが、ここ数ヶ月は少しハードでした。
どちらかというと精神的な圧迫感で悩まされたのかもしれないです。
仕事上のこともありますが、
日常の忍者生活、年末年始が近づくことで迫ってくる恐怖です。
今更!
そうなんです、今更なんですがなぜか今更に堪えるのです。
「病は気から」
そんな言葉で励まされた日もあったし、反対に励ました日もありました。
でも凹んだ気持ちには効力なしです。
義母が鎮座するこの生活に嫌気がさして嫌でたまりません。
今もコタツに鎮座してるのですが、何もしない座りっぱなしの状態でぐったりしています。
職場に、最近見掛けることがなかったご近所さんが現れました。
難病を患ってやっと気持ちも持ち直し買い物へ来たという彼女の上着から酸素を送る管が見えていました。二つ三つ年上とはいえ同年代です。
言われなければ誰かわからないほど様相が変わっていました。
その日、自宅に帰り、長いこと連絡を取っていない友人が脳梗塞で半年間入院してたと知らされました。
私だっていつどうなるかわからない
漠然とした不安がやる気を失い、妙な倦怠感が押し寄せてます。
日にち薬で治るとは思うのですけど。
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珍しく週末の休みでした。
平日休みが当たり前の年月が長くて、感覚的に週末の休みに馴染めません。
銀行や役所はやってないし、買い物へ出れば平日とは違った人出です。
コロナ禍が再燃して懸念されていますが、やはり平日よりは人出が多いです。
遅く起きてゆっくりコーヒーを飲んでいると
マザオが少しの時間だけ出掛けていいかと聞いてきました。
私に許可を取る必要などありませんが、
これは義母をどこかへ連れて行くのだなと察知しました。
わざわざ私が休みの日に!?
義母を連れ出していなくなるのだから歓迎すべきことではありますが、面白くありません。
この矛盾した感覚はなんでしょうか。
なぜ私の休みの日に出掛けなくてはいけないのか、くどくどと説明されるのもウザいです。
かといって、何も言わなければ気になるくせに。
自分のことながら天邪鬼にもほどがあります。
マザオと義母が連れ立って出掛けたら、やはり気持ちは開放的になってドアも開けっ放しでちょっとした掃除を始めました。
義母の影を気にせず廊下へ出て、ボロキッチンへのドアも開け放ち、ついでに玄関も開けて...
二階の窓からふと外を見たらマザオの車がこちらへ向かってきます。
大変!!
あちこち開け放ったドアを閉め、放り出してあった掃除道具やゴミ袋を戻し、手を洗っていつもの場所へストンと座った時、玄関ドアの鍵を開ける音が。
セーフでした。
セーフって何?どっと疲れました。

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