大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
老婆心さんからコメントを頂いてウンウンと頷くところもあり、転載のお許しを頂いてから随分と日が経ってしまいました。
以下にコメントを再掲させていただきました。
※ ー ※ ー ※ ー ※ ー ※ ー ※ ー ※ ー ※ ー ※ ー ※
義母さんの施設ってたしかサ高住ですよね。これのいいところは元気なとき自由度が高くて初期費用が安価ですむところ。
弱点は心身状態が重度になった場合退去せざるを得ない場合・施設がある、ってところです。
でも最近のサ高住は老人ホームと区別がつかない所が多くて、後でオプションの形で介護をつければホームと同じようなサービスを受けられるところが多かったです。オプションで付ける、ってことはその都度ケアマネと相談しなきゃいけないので手間と言えば手間ですが。
ホームはパック形式なので楽なのです。
施設を変わるのは…簡単にいえば見守り付きアパートを借りているので同様のサ高住に住み替えるのは金銭的には難しいことではないけれど、思ったような所がそうそう簡単に見つかるか。また重度になって退所を言われた際(サ高住でもよほどのことがなければ退所は聞かなかったですが。みとりまでしてくれるところがほとんどだったし)ホームを探すのは簡単なことではありません。まして特養なんて地域によっては10年も家で介護して待っているなんて話も聞きました。
「引っ越してから病気になったらどうする?」 こんなことは考えても詮方ないこと、その時はその時なのです。家に居たって病気になったらどうする、なのですし、いつこっちが倒れるかだってありうる話なのですから。
…こんなだと、義母さんが引っ越していったら毎日のようにご主人がそこを訪問して、またそれがいちいち癇に障ってちりちりするかもしれませんね。しちゃダメですよ!放っておかなきゃだめですよ! (田舎にいた義母をギリギリのところで義妹とうちの中間地点のホームに入れました。田舎で5軒、こちらで20軒くらいのいろんな施設を見て回りました。私は義母は嫌な人じゃなかったので実家に行くより義実家に行く方が多かったかも。でも毎週のように会いに行く夫を見てるとなんとなくフンという気になります。私のひよひよと暮らしている両親は?と思います)
義母が入居予定の施設の所長さんは「ここは施設ではありません。」と毎回言うそうです。
新しい試みの自立型アパートだと。
なので要介護になるとグループの施設のどこかへお引越しになります。
初めからシステムやステップの説明を聞いてるのにマザオの余計な心配は、単なる寂しさと母親思い過ぎる妄想だと思えるのです。だからこそイラつくのです。
でも義母と離れた暮らしが実現したら、マザオには毎日でも通ってくれたらいいと思ってます。
これは本心から。
気が済むまで親孝行したらいいんです。
そこで私と私の実母が「離れて暮らしてるから仕方ない」と、現実的な疎遠になってることがどんなことか分かることもあり得ると考えているのです。
甘い考えかもしれませんが、マザオ自身も母親と距離が離れて初めて気付く事もあるはずです。
その時には、時間は取り戻せない!と言い放ってやります。

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新型肺炎の影響ですっかり引きこもりになった義母
毎日のように出掛けてくれてた方がやっぱり良かったと思ってます。
顔を合わすことは少ないけど、家の中を移動するだけでも鉢合わせしないように気を配って行動するのは疲れます。
いないと確実にわかっていれば、家の中も心も最大限に解放されるのです。
清々しい!
こんな言葉がぴったりな空気になるのです。
それがなくなってしまった今日この頃です。
明日は会社の健康診断です。
去年のことを思うと随分太ってしまいました。痩せなくちゃと思いながら当日を迎えます。
ストレスかもしれない、いえ、ストレスはあるでしょうけど、
それよりも昔に比べて気楽な生活になったのは」否めません。
毎日のようにここで愚痴ってはいますが、お店に振り回され、朝から晩まで義母と顔を突き合わせて家事に疲弊する生活からは遠のきました。
歳のせいにしてますが、帰宅したらコタツに座りっぱなしだから眠くなってうたた寝してしまうのです。やることに追われていた寝る間もないあの頃に比べたら随分と楽になりました。
お金のことも同様です。
破れた靴下を繕って履き、お米も買えずに察した息子が買ってくれたり、電気が止まるかもと節電を通り越した節約...
それが今はどうでしょう。
借金はまだまだあるし返済は果てしなく続きそうですが、日常の生活はなんとか回るようになってきました。
でも望むところはただ1つ、「別居」
義母と離れた暮らしです。

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