大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
ひたすら働き続け、引きこもり生活となって、やっと脱して人並みの生活を送るべく奮闘中です。
私の中では、以前がひどすぎて、すでに人並みなんですが。
久々に街へ出て、クリスマスの雰囲気にワクワクしました。
何があるわけでもないですが、いい歳してクリスマスイブが楽しみな私です。
クリスマスなんてずっと大嫌いだったけど。
この家のホームパーティー病のためにクリスマスも朝から準備で大変です。いいえ、前日にケーキのスポンジを焼いとかなくちゃいけませんから。
十二月生まれの義母の誕生パーティーとクリスマスパーティー、別々にやっていたけど、大変だからといつしか一緒になりました。大変だからって、自分たちの都合でしょうが!
私も二回もホームパティーの準備をさせられることを思えば一緒にしたほうが楽でしたけど、感情がね..、
せっかくのクリスマスパーティーにババアのためのパッピバスディーの合唱をさせられる嫌悪感。
アホらしくてやってられませんでした。やらねばならなかったけど。
ある年はサンドイッチに使うレタスの水気の取り方が乱暴でレタスが台無しと文句を言われ、
ある年はケーキのクリームが泡立て過ぎで硬いと言われ、
ある年は材料費かけ過ぎと嫌味を言われ、
文句ばかり言うくせに、今度はローストビーフがいいとかグラタンがいいとかリクエストは忘れない、そして手伝いはほぼ口だけ!
息子たちがまだ幼い頃、テーブルにお料理が並べばつまみ食いだってしたくなるでしょうに絶対に許されませんでした。自分たちは散々してるくせに。
朝から準備に追われて子供達はほったらかしにされ、いつも指定されている六時の夕飯時間を過ぎても全員が揃わなければパーティーは始まらないのです。
小さな両手でテーブルをつかむようにしてじっと黙ってご馳走を見つめてる姿は今でも目に焼き付いてます。駄々をこねてもおかしくないのに、まるで私の状況を理解してるかのように静かに待っている子供でした。
いつだったか、やっと食べだしたらイチゴを頬張りながら寝てしまった時もありました。
あの頃の私は自分のことでいっぱいいっぱい、子供のために立ち向かうなんて出来ませんでした。
敬けんなクリスチャンでもないのに、クリスマスなんて子供達のため余興じゃん。
義母の誕生会なんてねー、ババアの誕生会をやる家なんて聞いたことないし。
楽しくも面白くない苦しい思い出のクリスマスです。
ボロキッチンが出来てからのクリスマス、楽しかったなあ。
でも遠慮しながら、義母の方へわいわい聞こえないように、随分と変な気を使いました。
それにあっけなく子供達も大きくなっちゃって、私も店が忙しく、買ったケーキをただ食べるだけ日に変わっていきました。
こういう悔しさはどうやって取り戻せばいいんでしょうね。
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この記事へのコメント
無題
本当に過ぎた日々をどうすればとりもどせるのか?
義母へのストレスで病気にもなって。
私はこんなに主人の実家に頑張っているのに 主人は私には親がいないかのようで。悔しくて情けなくて。主人次第で気持ちが楽になれるのに 期待はするものではないですね。いい加減諦めなければ。
コメントというよりか愚痴ばかりですみません
うーさん 体は壊さないでくださいね
Re:無題
お返事が遅くなった上に、うっかり順番を飛ばしてしまったようで本当に申し訳ありません。
うちも一緒です。
マザオはすぐに私の親の存在を忘れるようです。
母の日も、誕生日も、お土産も!マザオの場合、若い時は自分の親でさえ、こういう行事は忘れてるようでした。
こういった話は私の周りでもよく聞きます。
期待すると失望も大きくて、いつの間にか諦めが当たり前になってるのかもしれないですね。
ふーさん、お体お大事になさってくださいね。
愚痴は吐いた方が楽になりますから、この場でよければどんどん吐いてくださいね。^^
無題
この文章を読んで胸が痛くなりました。涙
Re:無題
毎回のことで恐縮ですが、お返事が遅くなってごめんなさい。
男の子なのに物静かで手の掛からない子でしたから余計に不憫に思ってました。
なのに些細なことで怒ってばかりで、後悔先に立たずです。
今は自由を謳歌して楽しい時間を過ごしているようで、それが唯一の救いです。
息子も同様に、過去の日々を充実した時間で取り返してほしいと願ってます。^^