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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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「これだけの生活費がかかってるから」
こんな風な言葉と一緒に渡されたメモでした。

細かい数字がびっしり並んだその紙切れの意味が即座に判断できなかった私は、部屋に戻った深夜に何度も眺めては納得できませんでした。









住宅ローンの負担が二分の一、
税金、年金、保険等、
光熱費が二分の一、
食費は50,000円/月、
ガソリン代が10,000円/月、
こんな感じで勝手に計算された架空家計簿が付けられた一覧表でした。

最後に「年収500万円の生活」と大きく書かれていました。
お金がないからと合間を縫って内職や委託バイトをする私への当てつけだったと思います。

今から二十年以上前の話ですから、私も随分と裕福な暮らしをしていたのだなあと怒りを通り越して冷笑です。

住宅ローンを半分こだというなら、部屋も平等に使わせてもらいたいものです。
子供が小さいとはいえ、大きな家の自室は一つ。フローリングの部屋に布団を敷けば床は見えず、そこへ並んで寝ていたのですから。

税金って..、還付金や出産手当てはもらったことありません。
給料の金額からしてなにをもって言うの?と思いました。

保険ねえ。
勝手に養老保険をかけてくれたようだけど、満期金はどこへ行ったのか知りません。

光熱費も然りです。
小さな子二人とほぼ店にいて自宅は寝に帰るだけのマザオと家政婦の私が、当時六万円もの光熱費の半分を負担しなきゃいけないのか。

食費が五万!
自分たちがしょっちゅう食べていた出前の寿司や外食も折半の計算ですかね?

ガソリン代だって、ほぼ店と家のことでしか使ってませんでした。だいたい一万円って金額はどこから算出したんでしょうか。

ばかばかしいです。
こんなことまで言われなきゃいけなかったのか!
なんで言い返さなかったのか!

忘れていた過去の言いがかりの数々を紙切れ一枚で思い出してしまいました。
悔しい!!

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「調味料を湯水のごとく使う人がいる。」
まだ結婚して間もない頃、肉じゃがを作っていて突然怒られました。

肉じゃがって煮汁がカラカラになることはないですよね?
お鍋の底に少しお汁が残った状態で、器に盛り付けても下の方は汁に浸ってませんか。
それを調味料を湯水のごとく使うと、私に面と向かいながら遠まわしのいやらしい言い方をしたのは小姑です。









いい年をしていつまでも家の仕事にしがみついて、うちの家計を牛耳っていた小姑は、見方によっては義母よりも目の上のたんこぶでした。

お給料だっていくらもらっていたのか知りませんが、ずいぶんゆとりある生活ぶりに見えました。

子育てと家政婦とお店に追われていた私でさえ出来た経理の仕事です。
独身の小姑が専属でやらなければならないほどの仕事量はなかったと思います。そんな片手間で出来そうな仕事という名のお金の采配を手放すはずもなく、ずいぶんと長い間、私は苦しめられました。

醤油を使うことがそんなにいけないのなら、義母の作る超がつく甘辛の濃い味付けはどうやって作るんでしょうね?

魚焼きグリルに水を入れたら、「普通はお湯を入れるのに何やってんの!」と怒鳴った小姑ですから真に受けないのが一番です。けど、当時の私には相当こたえました。


引き出しを片付けていたら出てきた一枚のメモを見て、過去のいろいろをまた思い出しました。

こんなこと言われたんだった...
今なら論破してやるのになんでこんなメモを取ってあったんだろう。
くしゃくしゃと丸めて生ゴミと一緒に捨てました。

捨てた後で、いつかのために!
そう思って忌々しいけど取って置いた過去の自分を思い出しました。
捨てちゃったから次回にでもこのブログに記録しておきます。

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